洗濯物を干すハンガーや洗濯ばさみ、洗濯物を入れる洗濯カゴ。
安くて手軽な「プラスチック」製品を使っている方も多いのでは?
「シンプルでモノを大切にする暮らし」をするなら、モノの買い替えは極力少なくしたいもの。
生活雑貨だって、こだわりのアイテムを選びましょう。
「洗濯小物」はステンレス製品が断然おすすめ。毎日の生活満足度が、グッとUPしますよ。

目次
軽くて安い「プラ製品」
洗濯ハンガーといえば、ホームセンターなどでプラスチック製のものを購入する方が多いかもしれません。
メリットもありますが、使い方によってはデメリットもあります。
プラ製品のメリット
・ 価格が安い
・ 形や種類が豊富
・ 色がカラフルで、用途によって色分けができる
などなど。
サイズも種類もさまざまで、軽くて購入時の負担が少なく、全体的に手軽なのが大きなメリット。
一人暮らしや単身赴任など、数年使うだけならプラ製品がおすすめです。
プラ製品のデメリット
・ 古くなると朽ちて壊れてしまう
・ 重いものを干すと、たわんでしまう
などなど。
部屋干しすると劣化は防げますが、ベランダなどで外干しするとどうしても劣化し、限界を迎えると朽ちて壊れてしまいます。
プラ製の物干しハンガーや洗濯ばさみが、いざ使おうと思ったら「バキッ」と割れてしまった…という経験のある方もいると思います。
案外、急いでいる時に限ってそんなことが起こるんですよね。非常に困ります。
ステンレス製品は、見た目も使い心地もgood
購入時に少し出費がかかるステンレス製品。
しかし一度買えば長く使えるので、長い目で見るとコスパは抜群。
ステンレスのピカピカと光る美しさは高級感がありますし、汚れが付きにくく落としやすいのも大きなメリット。
オールステンレスのシンプルな製品を使えば手入れも簡単、いつまでも使い続けることができます。

ステンレス製品のメリット
・ 汚れが付きにくく落としやすいから、お手入れが簡単
・ シンプルなデザインのものを選べば、とてもお洒落
・ 重量のあるものを干してもたわまず、壊れにくい
などなど。
家族の人数が多い場合や、大人の重量のある服を干す場合はステンレス製が断然おすすめ。
一度買えばお手入れしながらずっと使えるので、「そろそろ古くなってきたかな」と感じさせません。
いつまでも奇麗なまま使えます。
ステンレス製品のデメリット
・ 本体の重量が重い
・ 場合によっては処分する時にかさばり、捨てにくい
などなど。
ステンレス製品は本体自体が少し重いので、吊り下げる場所を選びます。
物干し竿の素材や部屋干しの仕方によっては、吊り下げた場所にダメージを与えてしまうこともあるので注意が必要です。
「捨てる時、難しそう」と感じるものは、実際に捨てようと思ってもなかなか捨てられないという事もあります。
不用品を「捨てられない」のは、断捨離や節約生活の大敵。
購入時は捨てるときのことまで考えて、処分しやすいものを選びましょう。
「水まわり」はやっぱりオールステンレス
台所や洗濯関係、お風呂関係など水を取り扱う「水まわり」の製品は、気づかないうちに微妙な汚れがたまってしまいがち。
だからこそ、ピカピカと奇麗なステンレス製品が断然おすすめです。
錆びにくく劣化もしにくいステンレス製品なら長く使えますし、汚れていたらくもって輝きが少なくなるのですぐにわかります。
「あっ、くもってるな」と思ったらサッと洗ってひと拭きすれば、すぐにピカピカの輝きが戻ってきます。
長く使うなら、お手入れが簡単なものを選びましょう。
我が家の洗濯カゴ・洗濯ばさみ
以前はプラスチック製品を使っていた我が家ですが、汚れが目立ったり朽ちて砕けてしまったりしたため、現在はステンレス製のものを使っています。
洗濯カゴは「大木製作所」の「ランドリーバスケット」

サイズは、直径約35×高さ36.8cm、底面の直径約28.5cm、容量約27リットルのオールステンレスです。
4人家族の洗濯物を洗ったら、このカゴに山盛りギュウギュウに詰めてベランダまで運びます。
たくさんいれてもたわまないし壊れないし、通気性が良いのでカゴの中にゴミもたまりません。
以前のプラスチックカゴは持ち手が頻繁に外れてしまいイライラしたのですが、最近は全くイライラすることがありません。
見た目もスッキリデザインで空間を圧迫しないのがとてもgood。
ワガママを言うなら、折りたためるデザインだったらもっと良かったかな。
でもこれはこれで大満足しています。
ステンレス製 洗濯ばさみ

こちらはどのお店で購入したのか忘れましたが、オールステンレスの洗濯ばさみ。
見た目がお洒落で汚れにくいのがポイントです。
しかしこのタイプの場合、少し「はさみ力」の弱さが気になるところ。
最近ではオールステンレスでも、強力にはさめるものがたくさん出ています。

こちらは強力にはさめるオールステンレスの洗濯ばさみ。
プラスチックのように老朽化で割れてしまうことがないので長く使えます。
また、汚れにくいうえ、はさむ部分がギザギザしていないので、洗濯物にギザギザの「あからさまなはさみ跡」がつきません。
しかし「中に針金状のバネ」が入っている洗濯ばさみは、中のバネだけが外れて壊れてしまう、ということもしばしば。
上記のような「バネと本体が一体型」だと壊れにくいのでずっと使えますが、はさみ力の弱さが多少気になるところ。
しっかりはさめるものは安心して使えますが、ふとした瞬間にバネが外れて壊れてしまうことも。
どちらにせよ、プラスチック製品よりはずっとずっと長く使うことができます。
洗濯ハンガーもオールステンレス
かなり以前にプラスチック製からステンレス製に切り替えたのですが、当時購入したステンレスハンガーは、「付属の洗濯ばさみの、はさむ部分にだけプラスチックがついている」というタイプ。
ステンレスハンガー自体はとても丈夫でしっかりと使えていますが、洗濯ばさみのプラスチック部分だけが朽ちてしまい洗濯ばさみ部分のみ、上記のオールステンレスピンチに付け替えて使用しています。
しっかり干してもたわまないから、本当に長く使えます。
現在はオールステンレスの製品が豊富。家族の人数や使い方に合わせて、お好きなものを選べるのがうれしいところですね。

ひとつのものを長く使い続けること
「節約したい」、「貯金したい」と考えると、できるだけ安いものを買いたいと思ってしまいがちです。
安くて良いモノで長く使えるなら、もちろんそれがベスト。しかしやっぱり「値段相応」のモノが多いんです。
安く買ってすぐに壊れてまた買い直す場合、買い直す手間や労力、時間がかかってしまいます。
壊れたら捨てるので、その分ゴミも増えますよね。それを何度も繰り返すのは、本当にもったいない。
一度購入したものをずっとずっと使い続けられれば、無駄な時間や労力、ゴミだって発生しません。
最後に
頻繁に使うものだからこそ、質の良いお気に入りのものを使いましょう。
買い替える必要のない“良いモノ”ばかりに囲まれれば自然と無駄な買い物がへり、日常生活もお財布の中も、満足度がグンとUPしますよ。(執筆者:河野 友里)