もうすぐ4月。進級・進学の時期ですね。
この春から小学校や中学校、高校に進む家族がいる、という方も多いでしょう。
我が家の長女も4月からは新一年生。
すべてが新しい環境になるため、親からすれば心配が尽きません。
特に気になるのは、ひとりでの行動が増えること。
いつ何が起こるか分かりませんから、「今どこにいるのか」くらいは把握しておきたいもの。
他のママはどうしているの?
考え方やおすすめのアイテムなどをご紹介します。

目次
携帯電話、持たせる? 持たせない?
子どもひとりで行動する時間が増えるのは、子どもが成長したという立派な証。
でも、やはりいつどんなことがあるか分からないし、危険なことに巻き込まれる可能性もゼロではありません。
ママがいつも心配と不安を抱えて過ごすことになるなら、何らかの通信手段を子どもに持たせておくのはおすすめ。
現在は「キッズケータイ」や「セキュリティ機器」などもかなり低額なプランで利用することが可能。
「学校まで距離があるから」、「親が仕事をしているから」という理由で通信手段を持っている子も多いんです。
もちろん、何も持ってないという子だってたくさんいます。
しかし家庭環境や子どもの性格、さまざまな状況は家庭によって違うもの。
我が子を守る為、どうしても必要な場合だってあります。
大切な我が子だからこそ、安心して使えるものを持たせておきましょう。

ガラケー、スマホ…何を持たせる?
自分で通信費を払うことができない小学生や中学生。
たくさん使うとその分通信費も増えるので、どうしても親の負担が増えてしまいがち。
選ぶ時は、
・ 親や、子どもが頼れる人が使っている機種は何か
・ どんな機能がついていれば親が安心できるか
をメインに考えてみましょう。
意外と料金がかかる「ガラケー」
最近はスマホアプリ「LINE」などの、「メッセージでやりとりする」人がとても多いです。
ガラケーの場合は通話メインになっているため、スマホアプリなどの利用はほとんどできません。
通話の際は、相手によっては通話料がかかるため、子どもが使うとなると通話料がどのくらいになるのか気になるところ。
また、現在はスマホユーザーがかなり多いので、ガラケーだと周りに合わせた連絡手段が使えずに困る、という事も考えられます。
以前は安かったガラケーの基本料金も、各キャリア会社のプラン改正などもあり、安いとはいえないのが現状。
auの「カケホ(24時間国内通話かけ放題プラン)」でも、基本料金は2,000円超えますし、なおかつデータ通信プランはついていません。
子ども向けケータイ
大手キャリアau・ドコモ・SoftBankからは、「子ども向けケータイ」がそれぞれ販売されています。
月額料金はかなり安く設定されており、使える機能もとってもシンプル。
ただし、
・ メールの受信は無料だけど送信は料金が発生する
などなど、「最低限は大丈夫だけどそれ以上は料金がかかる」という懸念があります。
しかしデザインもオシャレで機能も多いので、子どもは忘れずに持ち歩きそうです。
1. au「mamorino4」・ジュニアケータイプラン

2年契約(誰でも割)適用で、基本使用料500円。別途本体価格が必要です。
タッチパネル操作だから、スマホ気分で使えます。
mamorino4についている防犯ブザーをひっぱると音が鳴り、音声発信。
有料の「安心ナビ」に入っていれば、居場所確認もできます。
2. ドコモ「キッズケータイ F-03J」・キッズケータイプラス

お子さまが12歳以下なら、ドコモのキッズプランが月額500円で利用可能。こちらも別途本体価格が必要です。
13歳になると継続不可となるので、機種やプランの変更が必要です。
こちらも防犯ブザー付き、通知デバイス「Tomoru」を別途購入し自宅にセットしておけば、子どもが帰宅したことを知らせてくれる「おかえり通知」が届きます。
3. SoftBank「みまもりケータイ4」・通話定額ライト基本料(みまもりケータイ/キッズフォン)

こちらは本体価格が明記されており、「新スーパーボーナス」に加入すれば本体代金は1万320円。プラス、月々の基本使用料529円となります。
SoftBankでは「みまもりGPSアプリ」という無料スマホアプリを使って位置情報を把握することができます。
なんと車や電車で高速移動をすると、自動でメールしてくれる機能も。
しっかり「スマホ型」な携帯を持たせるなら格安スマホで
4. 小学生・中学生ならTONE MOBILE「TONE m17」

TONE MOBILE(トーンモバイル)は、月額1,000円のプランのみというとてもシンプルな料金体系です。
1,000円の基本料金に、利用する人が必要なオプションをプラスしていく…という仕組みだからムダがありません。
別途本体代金が必要です。
また、子どもが利用する場合は「TONEファミリー」という見守り機能付きのアプリを無料ダウンロードして使えば、いつでも簡単にお子様の状況を確認することができます。
現在地確認や過去の位置情報の把握もできるうえ、利用するアプリの時間制限まで可能。
スマホだけど「使いすぎ」が防げて「見守り」ができる、とってもお役立ちな格安スマホです。
5. 中学生・高校生ならLINE MOBILE

「LINE MOBILE(ラインモバイル)」は、SNS利用に特化した新しいカタチの格安スマホです。
基本のプランは3種類。
・ LINE、Twitter、Facebook、Instagramが使い放題の「コミュニケーションフリープラン」
・ LINE MUSICと主要SNSのデータ消費をゼロで使える「MUSIC+プラン」
があります。こちらも別途本体代金が必要。
特に「LINEフリープラン」では、LINEのチャットトークや無料のLINE電話が使い放題なので、それしか利用しないのなら基本使用料1,000円以下で使うことも可能。
もちろんオプションでさまざまな機能をプラスできるので、こちらもムダなく利用することができます。
フィルタリングアプリの申し込みも可能で、大切なお子さまを危険からしっかりと守れます。
友達や習い事が増えて行動範囲も広がり、SNSをメインで利用するようになる中学・高校世代。
現在は「LINE」が主なコミュニケーション手段となっていることもあり、上手に使えばかなりお得にスマホを使うことができます。
6.「ニトリ」でランドセルを購入すると「ココセコム」がお得な料金で契約できる!
さまざまな携帯・プランをご紹介してきましたが、もし「ニトリ」でランドセルを購入した場合は「ココセコム」の「位置情報検索回数無制限のプラン」を月額934円(税別)のお得な料金で利用することができます。

「ココセコム」は「持ち歩けるセキュリティ専用端末」。
通話やメール機能などはありませんが、「しらせてコール」や「みつめてコール」など、信号送信などを利用しての応答などができます。
素晴らしいのはやはりセキュリティ面。
位置検索の精度が高く、端末自体には「電源ボタン」ともうひとつボタンがあるだけなので、とっさの事態でも迷うことがありません。
また、別途料金がかかりますが、緊急対処員の現場急行も可能。
学校への携帯もOKなので、安心して子どもに持たせることができます。
本来の契約であれば、位置検索できる回数により、プランが異なります。
・ 毎月30回プランなら、1,900円(税別)
・ 毎月60回プランなら、2,900円(税別)
となります。
このプラン金額を見ると、「位置検索」がどれだけ重要なものかが分かりますよね。
それが回数無制限、月額950円以下で利用できるなんて、本当にお得で安心です。
また、通常だと初回に加入料金が4,500円~5,000円、標準充電器の2,000円が必要ですが、「ニトリ」キャンペーンを利用すれば加入料金・充電器料金が無料。
ただし、通常・キャンペーン関係なく、契約後3年間の継続が必要であり、途中で解約する場合は最大で1万800円が必要になる場合があります。
また、「ココセコム」の端末自体はレンタル扱いになるため、解約する場合は返却する必要があります。
こちらのお得な「ニトリ」ランドセルキャンペーンは、期間限定。
ランドセルを購入した際、中に入っている「ココセコム」のパンフレットに申し込みの有効期限とキャンペーンコードが記載されています。
私は2017年夏ごろに「ニトリ」でランドセルを購入しましたが、「2018年4月30日までに、セコムに申込書が到着したお申し込みが有効」と記載がありました。
もしこれから「ニトリ」のランドセルを検討しているなら、「ココセコム」のキャンペーン対象かどうかを先に確認しておくと安心ですよ。
申し込む流れとしては「ココセコム」受付センターに問い合わせて書類を自宅へ送付してもらい、それに記入してセコムへ郵送するということになります。
実際に2月初旬に申し込みをおこなったところ申し込みはとても多いのだそう。
「ニトリ」のランドセルを購入した・または検討しているという方は、選択肢のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか。
携帯・スマホ・セキュリティ端末は家族でよく話し合って
携帯・スマホは持っているととても安心できて、いろんなことができるもの。
しかし使い方を間違えれば、思いもよらない大きなトラブルにつながりかねません。
かといって子どもの強い希望を却下して、親の希望だけでセキュリティ端末を選んでしまえば、子ども心に強い不信感や落胆が生まれてしまいかねません。
理想は、家族みんなで守るべきルールや何が一番重要なのかをよく話し合い、お互いが納得して端末を持てること。
大きくなれば必ず手にすることになる「スマホ・携帯」だからこそ、子どもの頃からしっかりとしたルールやマナーへの理解を深めておきたいところですね。
※情報は2018年2月時点のものとなります。(執筆者:河野 友里)