2月以降下落が続く米国株。しかし、下落の質は決して悪くありません。むしろ、一時的な米国株の下落は、買いの好機と捉えるべきでしょう。
国際優良銘柄の宝庫である米国市場。配当利回りも非常に高い水準です。
今号では、初心者でも買いやすい米国株について紹介させて頂ければと思います。

目次
企業業績は好調。調整色の強い下落は押し目の好機。
米国の経済基盤が盤石であることは周知の事実です。企業業績も良好で、2018年も二ケタ増益のセクターが相次ぐ見通しです。
大幅な法人減税の効果も相まって、金融や輸送機器等のセクターもそれなりに恩恵を受けることができると予想されます。
つまり、ここもとの株価下落は不況による下落ではなく、上がりすぎた株価の調整的な側面が強いのです。
今後も、好調な経済が予想される米国市場は、押し目買いの好機にあると言えるのです。
アップル、フェイスブック、スターバックス。米国は国際優良銘柄の宝庫

アップル、フェイスブック、スターバックスなど、米国市場は国際優良銘柄の宝庫です。
米国市場は、大企業でありながらも利益成長するケースが非常に多く存在します。
フェイスブックやアマゾンが、大企業でありながらも、超成長企業であることは読者の中にもご存知の方が多いと思います。
アップルも直近の決算から好調な企業業績が見て取れます。
2月1日に発表された2017年10-12月期の決算では、売上高が過去最高の883億ドル、純利益は200億6500万ドルでした。
さらに、1株利益も3.89ドルで、いずれもアナリストの予想を上回る結果となりました。
アップル株であれば投資初心者にも馴染みがあり、比較的投資しやすい企業です。配当利回りも直近で1.4%ほどあり、決して悪くない水準です。安値で丹念に買い貯めてみてもいいでしょう。
米国株は一株から投資できる
米国株は、一株から投資できることも投資初心者にはメリットと言えるでしょう。
スターバックスであれば6,000円程度、上述したアップルでも2万2,000円程度で株主になることができます。
比較的少額から国際優良銘柄に投資できる点も米国株におけるメリットのひとつです。
手数料は日本株に比べて高いことが通例ですが、証券会社によっては非常に安く手数料を済ませることができます。
どうしてもリスクが高いと思われがちな外国株投資ですが、投資対象と国を間違えなければ、その安全性も高まります。
米国上場の国際優良銘柄を安値で丹念に拾ってみてはいかがでしょうか。(執筆者:徳田 陽太)
関連記事:
【米国株投資】手数料水準もトレーディングツールもおすすめな「マネックス証券」
外国株投資はどこがおすすめ?手数料が安いのはどの証券会社
好調な米国株。ETFに実質「手数料無料」で投資しよう!