会社などで働く多くの人は、ボーナスをもらっていると思います。
夏冬2回のタイミングは、とっても楽しみ。
大きな買い物をする人も多いでしょう。
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えっ ボーナスが出ないこともあるの?
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ボーナスの意味を辞書で調べてみると、「特別な報酬、手当」と出てきます。
では労働基準法では、と調べると、実はボーナスに関する規定はありません!
年に2回払うべし、なんて国は決めていないのですね。
これは、月々の賃金や残業代と大きく違う点です。
もちろん会社ごとの規則はありますが、ボーナスが出て当然と思うのは間違いなのです。
実際、以前私がそれなりの大企業に勤めていた時です。
業績悪化でボーナスが大幅に減り、支払いも遅れたことがありました。
さすがに私は平社員なので、ゼロにはなりませんでした。
でも役員クラスは「ボーナスなし」だったようです。恐ろしい…。
ボーナスはなかったことに 別口座への貯金もおすすめ
この経験も身に染みているので私は言います。
ボーナスが出たらこれを買おう。
ボーナスをためれば、今年の貯金目標額に届くよね。このどちらも間違いです。
ボーナスはあくまでも、会社の業績に応じて支払われる特別なもの。
年に2回まとまったお金が入るとき、ではありません。
日々の生活、貯金は、毎月のお給料でやりくりするのが鉄則です。
大きな金額が入るとつい感覚も狂いがちなので、ボーナスは別口座で管理するのもおすすめです。
長い目で見れば必要なお金ですから、1、2年ためたところで金額を確認しましょう。
結構たまっていませんか? ここで初めて、今後の貯金計画を修正していけばいいのです。
それでも「ごほうび」がほしい! そんなときは
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とは言っても、たまにまとまった金額が入る機会です。
日頃の仕事や節約のご褒美に何かほしい! という人もいるでしょう。
そんな時、守ってほしいことが2つあります。
・ 先に使う額を決めておき、ボーナスが出てから金額を変えない(増やさない)こと
まず、最初にお話ししたようにボーナスは「出ないこともある」のです。
だから、ごほうびは日々の節約からでも出せる金額に抑えておきましょう。
人によって違いますが、外食に行く、服を1点買う、くらいの金額が目安かなと思います。
次に、例えボーナスが出ても決めた金額は守ること。
いつもと違う大きな金額を目にすると、つい何でも買えるような気になってしまいます。これでは使いすぎまっしぐら。
ですから、先に決めておいた金額を守ることが大事なのです。
ボーナスをなかったことにして貯金のペースアップ
ボーナスはあくまでも特別なお金。
いざというときあわてないよう、思い切って「なかったことに」しましょう。
貯金のペースもぐっと上がりますよ。(執筆者:瀬戸 えい子)