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「重なるラタン角型バスケット大」
ヘビロテの衣類入れに「重なるラタン角型バスケット大」(税込み4,890円)。
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無印良品というと、若い人に人気があるイメージですが、実は高齢者にやさしいモノもたくさんあります。
母の日のプレゼントに、エプロンやマグカップを贈る人は多いのですが、高齢の母は、すでに必要なモノは持っているものです。
かといって、高齢者に便利なグッズを探してみると、おしゃれとはかけ離れたモノばかりではないでしょうか。
無印良品の商品は、シンプルなデザインのため、年齢や性別に関係なくおしゃれなプレゼントをみつけやすいのです。
高齢になると、座っている状態から立ち上がるときに膝に痛みを感じる人が増えます。
そのため「洗濯物をたたんでタンスにしまう」という一連の動作が大変になるのです。
とくに肌着や靴下は、ヘビロテアイテムのため、タンスにしまってもすぐに取り出す必要があります。
そんなヘビロテアイテムは、タンスではなく「かご」にしまいましょう。
無印良品の「重なるラタン角型バスケット大」ならば、底面に段があるため通気性がいいのです。
プラスチック製の衣装ケースに衣類をしまっておくと、底面に近い衣類は湿気を吸ってしまいます。
無印良品には「重なるラタン角型バスケット」に似た商品で、「重なるバクバク長方形バスケット」という商品もあります。
形は似ているのですが「バクバク長方形バスケット」は、繊維が衣類にひっかかるため、布製品入れには適さないでしょう。
「重なるラタン角型バスケット」は、製造工程の最後で飛び出た繊維を焼きます。
「かご」の欠点である毛羽立ちをしっかりと処理してあるため、衣類を入れてもひっかからず使うことができます。
身の回りに「重なるラタン角型バスケット」を一つ置いておけば、洗濯物をたたんだら入れて、一番上にお気に入りの布を目隠しにかぶせておけばいいのです。
この方法は、自宅にホームヘルパーが来るようになったときにも便利です。
いちいち「肌着はタンスの一段目、靴下は隣の部屋の引き出しにある」と説明しなくても、「このかごの中」で済みます。
「靴下」
足首が締めつけられない「靴下」(税込み480円程度)。
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無印良品の中でも「足なり直角」シリーズの靴下のファンは多いのではないでしょうか。
若い人が履くと、足首周りのゴムが多少ゆるい気がします。
しかし、高齢になると足首周りは太くなるのです。
無印良品の靴下は、オーガニックコットンが使われています。
コットンは、吸湿性と吸汗性が高いメリットがある一方、伸びやすいというデメリットもあります。
しかし、高齢者にとっては足の形に合わせてゆっくりと伸びる「足なり直角靴下」は楽に履ける靴下なのです。
ただ、靴下は消耗品のように痛みやすいものです。
「靴下は3足1,000円以下」と決めている人も多いでしょう。
無印良品の靴下は「1足約390円」です。
若干高い気がしますが、安く買える方法があります。
それは、ネットストアのファクトリーアウトレット価格で買う方法です。(これはまた別の機会に)
一例をあげると、通常480円の商品が200円になって販売されています。
「ハンドシュレッダー」
個人情報を守る「ハンドシュレッダー」(税込み990円)。
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高齢者を狙った詐欺が増えています。
高齢になると、年金関係の書類など個人情報が書かれた書類が郵送される機会が増えます。
捨てるときには手でビリビリと破って捨てればいいのですが、高齢になると手先に力を入れて「破る」ことが大変になるものです。
無印良品の「ハンドシュレッダー」があれば、個人情報漏えいの心配なく、書類を捨てることができます。
「ハンドシュレッダー」は、電池を使わないため必要以上のスピードやパワーがでません。
電動式のシュレッダーは、パワーがある分ケガの心配がありますが、「ハンドシュレッダー」はケガの心配が減ります。
パワーは、強くありませんが、一度にはがき1枚を3.5mm幅に裁断することができるため、個人使用に必要なパワーは十分にあります。
「ハンドシュレッダー」は、長さ20cm以内でとてもコンパクトです。眼鏡やペンと一緒に置いておくことができます。
「大袋和半生ミックス」
毎日少しずつ食べられる「大袋和半生ミックス」(税込み350円)。
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高齢の母を訪ねていくときに持っていきたいものが、無印良品の「大袋和半生ミックス」です。(my MUJIは3月末で取り扱い終了)
5種類もの半生和菓子が20個程度入っています。
商品は、味もコスパも文句なしなのですが、なかなかお目にかかれません。
ネットストアでの取り扱いもなく、店舗に行っても、ある時とない時があります。
もしも、店舗でみつけたときには、迷わず買いたい商品です。
「大袋和半生ミックス」の中には、一袋の中に「どら焼き」や「もなか」、「栗まんじゅう」などが入っています。
羊羹など、個包装になって「よく売っている日持ちするお菓子」ではなく、一般的に日持ちしない半生菓子だけが選ばれているところも魅力です。
個包装になっているため、急な来客のお茶菓子としてストックしておくと便利です。(執筆者:式部 順子)