これまで、共通ポイントといえば「Tポイント」、「Pontaポイント」、「楽天スーパーポイント」などが主流でした。
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ところが、共通ポイントに新勢力「JREポイント」が誕生したのです。
JREポイントの概要、ポイントのため方・使い方、注意点などを紹介します。
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目次
JREポイント=「駅ビルのポイント」+「Suicaポイント」+「クレカのポイント」
JREポイントは、これまで別々に存在していた3種類のポイントプログラムを、1つにまとめたものです。
駅ビルでのカード提示でポイントがたまる
「アトレ」、「シャポー」、「グランデュオ」など、JR東日本の駅ビルでは、これまで別々のポイントカードを発行していましたが、JREポイントに一本化されます。
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JREポイントマークのあるお店でカードを提示すると、100円(税別)ごとに1ポイントがたまります。
Suica利用でポイントがたまる
これまで、Suica利用でたまるポイントは「Suicaポイント」でしたが、これからはJREポイントになります。
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黄色いJREポイントのマークがある以下のようなお店で登録したSuicaを利用すると、100円または200円(税別)ごとに1ポイントたまります。
・ アキュア(自動販売機)
・ エキュート
・ ベックスコーヒー
・ Suica対応の駅のコインロッカー
「駅ナカ」のお店だけでなく、以下のような「街ナカ」でもポイントがたまります。
・ アリオ
・ 紀伊国屋書店
・ コナカ
・ ニンテンドー3DS
「ビューサンクスポイント」もJREポイントに!
さらに、2018年6月28日より、ビューカードの利用でたまる「ビューサンクスポイント」も、JREポイントに共通化されます。
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新たに発行されるビューカードにはJREポイントのポイントカード機能も搭載され、カード券面にJREポイント番号が記載されます(一部を除く)。
そのため、ビューカード提示 & 利用でJREポイントの二重取りも可能です。
特別な移行手続きは必要ありません。
たまったJREポイントにはさまざまな使い道がある
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さまざまな方法で貯めることができるJREポイント、その使い道もさまざまです。
「1ポイント=1円分」として駅ビルで利用可能
「アトレ」、「シャポー」、「グランデュオ」など、JR東日本の駅ビル、「黒塀横丁」、「グランルーフ」などのお店では、1ポイント = 1円として利用可能です。
Suica利用者が交換できる特典
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1ポイント = 1円分のSuicaとしてチャージすることもできます。
また、上野東京ラインなどで設定されている普通列車のグリーン券に、600ポイント(2019年6月まで)で交換できます。
乗車日・乗車区間は問わないので、平日51キロ以上グリーン車を利用すると、通常は1,240円かかるところ、600円分で済むので、非常にお得です。
素敵な商品と交換
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JREポイントは、以下のような素敵な商品と交換することもできます。
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2018年9月20日までの期間限定ですが、ロボアド「テオ」を使った投資体験を、JREポイントを使って行うこともできます。
デメリット・注意点もある
Suicaポイント利用者はJREポイントへの共通化手続きが必要
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これまでSuicaポイントをためていた方は、以下の流れでJREポイントへの共通化手続きをすることで、ポイントの引継ぎをすることができます。
(2) [登録ポイントサービス確認・変更]→[Suicaポイントクラブから移行登録]を選択
(3) SuicaポイントクラブのID・パスワードを入力
(4) 移行手続き
一部のビューカードは更新までポイントカード機能が搭載されない
すべてのビューカードに、JREポイントのポイントカード機能がすぐに搭載されるわけではありません。
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駅ビルと提携したビューカード(アトレビューSuicaカードなど)には、すでにJREポイントカードの機能が搭載されています。
2018年7月2日申込分より「JREカード」となります。
しかし、既存の駅ビル提携カード以外のビューカード会員は、次の更新・再発行のタイミングが来ないと、ポイントカード機能が搭載されません。
それまでは、JREポイントカードを別途発行して、2枚持ちするほかありません。
「街ナカ」でためられるお店はまだ少ない
TポイントやPontaポイントと比べると、JREポイントをためられる「街ナカ」のお店はまだ多くありません。
イトーヨーカドーや紀伊国屋書店も、全国対応ではなく、主にJR東日本エリア内に限られます。
JR東日本ユーザーには必携のカード
街ナカでためにくいデメリットはありますが、クレジットカード「JREカード」ならば、通常利用でポイント還元率1%(年会費税別477円、初年度無料)ですので、十分に戦力となるでしょう。
JR東日本の電車を利用したり、JR東日本エリアの駅ビルを頻繁に利用したりする方は、JREポイントのメリットを最大限享受できます。
そのメリットを最大限発揮するには、Suicaポイント → JREポイントへの引越手続きを忘れないでください。(執筆者:角野 達仁)