今回は権利確定月が7月の銘柄の中から、優待だけでなく配当や値上がりにも期待できそうな2社をご紹介いたします。
目次
日本駐車場開発[2353]

優待 + 配当利回りで魅力のある会社です。
売買単位 : 100株 ※優待獲得には1,000株以上の保有が条件
優待獲得に必要な投資金額 : 17万5,000円
権利確定月 : 7月
1株あたりの年間配当 : 4円(2018年7月期)
配当利回り : 2.28%
優待利回り : –
優待内容
(1) 時間貸し駐車場の1日駐車料金30%割引券 5枚
(2) 北海道キャンピングレンタカー「Do Camper」車両貸渡料金10%割引券 2枚
(3) 日本スキー場開発が運営するスキー場のリフト利用割引券3枚(1枚で5名まで利用可)
(4) スポーツツーリズムを中心とした旅行の企画販売を行うGeekoutが催行する旅行割引券2枚(1枚で5名まで利用可)
(5) 那須ハイランドパーク割引券2枚(各種割引適用、1枚で4名まで利用可)
会社概要
社名の通り駐車場を運営している会社で、日本以外にタイやインドネシアなど海外でも事業を展開しています。
傘下には日本スキー場開発[6040]やカーシェアリング、テーマパーク、帰国子女への教育、健康管理などの事業もあります。
優待内容
時間貸し駐車場やスキー場の割引、那須ハイランドパークの割引などアウトドアを楽しまれる方やお子様のいる家庭におすすめの優待内容です。
業績
2017年7月期は売上・利益ともに過去最高を達成しました。
2018年7月期もさらに更新する見込みです。
3月9日に発表された中間決算では、スキー場事業とテーマパーク事業が天候などの理由により達成率に遅れが出ているものの、通期の予想には変更はありませんでした。
株価動向
今年の1月には高値212円を付けましたが、その後の株式市場急落の影響を受け、現在では高値から約17%下がった水準です。
配当利回りは2%台となり、優待・配当の両面で魅力が上がっています。
毎期、増収増益増配を目指すという強気の方針を出しており、今の水準で買っておけば将来的には配当利回りがさらに上がりそうです。
ジャパンミート[3539]

優待 + 値上がり期待の魅力がある会社です。
売買単位 : 100株
必要投資金額 : 19万3,700円
権利確定月 : 7月
1株あたりの年間配当 : 20円
配当利回り : 1.03%
優待利回り : 1.03%
優待内容
【精肉関連商品】
100株以上 : 2,000円相当
500株以上 : 3,000円相当
1,000 株以上 : 5,000円相当
1万株以上 : 1万円相当
会社概要
茨城県に本社を置く精肉卸からスタートした会社です。
現在では関東一円でスーパーマーケットの運営をし、焼き肉店などの外食事業も手掛けています。
またグループ企業は「肉フェス」を開催しています。
優待内容
精肉卸に強みを持つ同社ならではの内容です。
2,000円分のお肉、普段スーパーで買うとしても結構な量を買えます。
優待利回りとしては決して高くはありませんが、肉好きの方には非常に魅力的な内容です。
業績
3月26日に発表された2018年7月期中間決算によると売上は前期比6.6%増、ほぼ期初の予想通りに進んでいます。
昨年は5件の新規出店と2件のM&Aにより、少しずつ規模を拡大しており、今期も継続していく方針です。
急成長の会社とは言えませんが、地に足の着いた成長をしていく印象があります。
株価動向
2016年4月に上場してから荒い値動きでしたが、右肩上がりの動きになりつつあります。
昨年5月の高値2,027円を付けてから、少し下げた水準で横ばいでしたが再び高値にチャレンジしています。
2月3月の急落で下げてもすぐに戻しました。現時点で買うには安いタイミングとは言えません。
もし高値を更新できたら、その後上昇が一服したタイミングが良いかもしれません。
まとめ
株主優待狙いの投資でも、配当や値上がりにも期待できる方が良いですね。
早めにチェックして、良いタイミングを探ってみてください。(執筆者:高橋 珠実)