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5月の大きな出費
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4月の新生活も慣れた頃、
と計画を立てる時期ですが、5月は「自動車税」の納税が…
冬のボーナスから数か月、夏のボーナスはまだ先。
GWや自動車税のような大きな出費はこの時期に厳しいもの。
旅費や帰省費用は計画によって調整できますが、自動車税は毎年決まった金額を納めなくてはいけません。
この時期の出費に備えるために何か良い対策はないのでしょうか?
自動車税とは
毎年、当たり前のように納税している自動車税。
そもそも、どのような税金なのでしょうか。
自動車を所有することに対して課される都道府県税(地方税)の普通税。賦課期日は毎年4月1日で、自動車の所有者は原則として5月中の納入義務を負う。乗用車、バス、トラックなどの車種、排気量、積載量、乗車定員、営業用か自家用かの別などによって標準税率(制限税率)が規定されている。
(出典:ブリタニカ国際大百科事典)
乗用車の自動車税
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5万円前後、1家に2台でしたら10万円前後の出費です。
生活に必要な車の税金ですが、この出費を毎年気にしないで過ごせれば…
大きな出費の対策案
毎年の大きな出費に困らないようにするには2つの対策案があります。
対策1:先取り貯金
分りやすい対策かと思います。
自動車税でしたら、
・ 事前の冬のボーナスをもらった際に自動車税分(例:5万円分)のお金を貯蓄
・ 毎月々の収入から(例:月々5,000円~1万円)
自動車税用に別に貯蓄することです。
対策2:利息で支払い
利息や配当金の受け取り時期を4月などに合わせ、その資金を納税にあてることが出来ます。
「通帳記帳した際に時々入っている3円とか?」
「それでは自動車税なんて、とても支払えない!」
と思われますよね。
例えば、銀行に200万円貯蓄していても0.010%の金利では年間に受け取れる利息は200円。
では、金利3%ではどうでしょう。
1台分の自動車税くらいになりませんか?
同じ金額でも「金利」で差がつく
同じ元本200万円でも金利が違うだけで毎年受け取れる利息がこんなにも差があります。
「置き場所」を変えるだけで利息を受け取り、納税にあてられたら毎年の負担がだいぶラクになるかと思います。
200万円の預貯金を金利2.5%の運用先に変更した場合
毎年約5万円の利息を受け取り、自動車税の支払いへあてることができます。
(イメージ図)
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*運用先により金利や手数料等が異なります、また元本割れのリスクもありますのでご注意下さい。
お金に働いてもらう
今回の例のように、毎年決まった月に支払う税金があります。
・ 住民税
・ 自動車税
ある程度、毎年の税額は把握できていますので、その時期に合わせて利息が受け取れるよう資産の置き場所を決めることもできます。
今後は消費税の増税、物価上昇など、さらに家計を圧迫する要素はあります。
お金の働き(利息)により、少しでも家計の負担を軽減できれば、GWやその他の行事に使えるお金が増え生活の満足感が上げられると思います。(執筆者:藤井 亜也)