筆者は1LDKという小さな住まいに住んでいることもあり、洗濯物が干せるスペースも非常にコンパクトです。
家族4人分の洗濯物をベランダに干すと、十分な隙間が確保できず、厚みのあるものやフード付きの洋服は、晴れの日でも生乾きになってしまうことがあります。

生乾きの悩みを解消するために取り入れたのが、ダイソーで売られている100均の高機能ハンガーです。
衣類に合ったハンガーを使うようにしただけで、生乾きになる確率がぐっと下がりました。
今回は筆者が愛用しているダイソーの便利なハンガーをご紹介します。
目次
1. パーカーハンガー

一般的なハンガーの上に取り付けて、パーカーのフードを広げられるハンガーです。
パーカーのカジュアルさが好きでよく着ているのですが、フード部分が重なりあって、どうしても乾きにくいのが気になっていました。

このパーカーハンガーを使えば、フードもしっかり乾かせます。
パーカーをよく洗濯するという方は、1本用意しておくと、干すのがとても楽になりますよ。
2. セーター用ハンガー

セーターを干すとき気になるのが、肩幅が合っていないハンガーで干してしまうと、妙な型がついてしまうこと。
平干しが理想的ですが、筆者の家のような狭いバルコニーでは、平干しができるだけのスペースは確保できません。
こちらのセーター用ハンガーは、アームの長さを約40cm~58cmまで自由に調整できます。
セーターの肩幅に合わせた長さに調整して干せるので、ハンガーあとがつくのを避けられるのです。

また、アームの長さを長めに調整して干せば、乾きにくい脇の部分が広がるので、生乾きも防げます。
乾きにくいオーバーサイズのニットが好きな方にもおすすめです。
3. バスタオルハンガー

大きいバスタオルは、2つ折りにして干すとどうしても乾きが悪くなります。
筆者の悩みの種だったのは、次女が保育園で使っているバスタオルでした。
布団代わりに使っているものなので、大判で厚みもあり、二つ折りで干すと1日では乾きません。
そこで、このバスタオルハンガーを利用することにしました。約38cm~65cmまで伸縮でき、大判のバスタオルも折らずに干すことができます。

シンプルな作りですが、普通のハンガーで干すよりははるかに乾きが良く、保育園のお昼寝タオルも問題なく乾くようになりました。
夏場は子ども用のタオルケットを干すのにも使おうと思っています。
4. クロスハンガー

ジーンズなど厚みのあるズボンは乾くのに時間がかかります。
そこで、天気の悪い日や早く乾かしたいときには、このクロスハンガーを使っています。
4つのピンチがついているので、ズボンの中を広げて干すことができます。

ダイソーでは、似たようなズボン干し用のハンガーがいくつか売られていますが、個人的に一番おすすめなのがこのクロスハンガーです。
サイズがコンパクトでかさばらず、使わないときもベランダで邪魔になりません。
小さく収納できるので、旅行に持っていくのもおすすめですよ。
5. ドア用ランドリーフック

最後に、ドアにつけられるランドリーフックをご紹介します。
こちらは3cm、または3.3cmの厚さのドアに対応したもので、ドアにフックを引っ掛けることで、ハンガーや角ハンガーを水平にかけられるようになります。

室内干しをするとき、ハンガーを引っかけられる場所はあっても、角ハンガーをかけられる場所がなくて困るという方も多いのではないでしょうか。
このドア用ランドリーフックがあれば、壁から十分な距離が取れるので、角ハンガーも余裕を持って干すことができます。
ダイソーでは、複数のドア用フックを扱っています。
対応できるドアの厚さがそれぞれ違うので、購入前にドアの厚さを確認しておくと良いですね。
100円で生乾きから解放される
洗濯物の種類別に干し方を変えるという工夫をしていた時期もあったのですが、干す量が多くなって手間をかけられなくなると、専用のハンガーを用意した方が早いと感じるようになりました。
いずれも1本100円ですが、生乾きを避けるのにとても良い働きをしてくれています。
洗濯物を効率的に乾かしたいという方は、ダイソーのハンガーコーナーへ足を運んでみてはいかがでしょうか。(執筆者:青海 光)