子供がある程度大きくなると、そろそろ習い事を…と考える人は多いでしょう。
そこで、気になるのが習い事にかかる費用です。
何も必要なのは月謝だけではありません。
ウェアや道具など、必要な金額は、習い事によってさまざまです。
この記事では、人気の高い習い事にかかる費用の平均をご紹介します。
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目次
スポーツ系の習い事、月にいくらくらいかかる?
男の子に人気のスポーツ系の習い事の平均月謝およびその他の支出についてご紹介します。
サッカー教室
まず、サッカー教室の場合、地域のチームとクラブチーム、所属するチームによって費用は異なってくるようです。
入会金は必要ないところから、5,000円程度必要なチーム、月謝は地域のチームの場合は平均2,000円程度、クラブチームの場合平均6,000円程度かかるようです。
その他にもウエア代、シューズ代、ボール、かばんなどに3万円程度、遠征試合にかかる交通費が年間数千円程度かかります。
野球チーム
野球チームに所属する場合、入会金が5,000円程度、月謝は3,000円程度必要です。
その他、ユニフォーム代、バッド、グローブ、ボールなど道具代などに4万円程度、サッカー教室と同じく、遠征試合の交通費に年間数千円必要です。
武道の場合
空手や剣道の場合、入会金は5,000円程度、月謝も5,000円程度かかります。
その他竹刀や防具、道着などに1万円程度かかります。
学習塾、家庭教師に必要な費用は?
学習塾は大きく「学校の授業をサポートしてくれる塾」と「受験専門の塾」の2つに別れます。
学習サポート系の塾
学習サポート系の塾の場合、費用の相場としては、1教科あたりの月謝は1万円以下の場合が多いようです。
受験専門の塾
一方、受験専門の塾の場合は月に2万円程度かかる場合が多いようです。
それ以外にも定期的に行われるテストの受験料、夏期講習、冬期講習の受講料、テキスト代などもかかってきます。
全力で受験に取り組む場合は、年間で100万円程度かかることが多いようです。
家庭教師
家庭教師は、個人的に学生アルバイトに依頼するか、プロ家庭教師に依頼するかで費用は大きく異なります。
学生家庭教師の場合、時給で2,000円から3,000円程度が相場です。
プロ家庭教師の場合は時給が5,000円から1万円程度が相場です。
家庭教師センターを介して依頼した場合は、時給の他に入会金や管理費などの費用が必要です。
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文化系の習い事、月にいくらくらい必要?
最後に、主な文化系の習い事にかかる費用の相場をご紹介します。
ピアノ
まず、女の子に人気の高いピアノは、個人教室と大手の教室ではかなりの差があるようです。
入会金の相場は1万円程度、月謝は大手の教室では1万円前後、個人教室では5,000円程度が相場です。
その他教本代金が数千円、家用にピアノを購入する場合は30万円から100万円程度が必要です。
書道教室
書道教室に入会する場合、入会金、月謝はともに5,000円程度が相場です。
道具や墨汁など5,000円から1万円程度の道具代と、検定を受ける場合の検定料が5,000円程度必要です。
そろばん教室
そろばん教室は、入会金、月謝共に6,000円程度かかるところが多いようです。
その他そろばん代として5,000円程度、検定料に5,000円程度必要です。
家計と習い事のバランスが大切
習い事を無理なく続けるためには、まず、家計の現状を把握して、月にいくら習い事に費用をかけられるかを考えましょう。
子供が大きくなっても続けることができるか、家計とのバランスが取れているかをしっかり考えることが大切です。
現在、習い事の費用が家計を圧迫している場合は、その習い事が本当に必要か、もう少し費用を抑えることができないか、見直しを行いましょう。
家計にできるだけ負担をかけることなく、子供の成長をサポートしてあげましょう。(執筆者:大中千景)