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良品が多いデパートで買い物
衣料品や宝飾品はもちろん、日用品や食品までそろっているデパートですが、20代、30代の方にはなじみが薄いでしょう。
しかし、年齢が高くなるほど品質のよいものが必要となり、良品が多いデパートで買い物する機会が多くなります。
筆者は30代後半からデパート友の会積立を始めましたが、実際にそれが役に立つと感じたのは、年齢的に安物では通用しない場面が増えてきた40代からです。
また、年を重ねるごとにますますその需要度が高まっていることを実感しています。
そんな筆者が、40代以上の方にデパート友の会をおすすめする理由と、デパート友の会を有効活用する方法をお伝えします。
デパート友の会とは？
「デパート友の会」とは、デパートで毎月一定の額を半年または1年間積立を行う、デパート積立のことです。
積立金は、お金を積み立てたデパートや系列店のみで使える商品券です。
・ 三越伊勢丹ホールディングス「エムアイ友の会」
・ 大丸松坂屋百貨店「大丸松坂屋友の会」
・ 高島屋「ローズサークル」
・ 東急百貨店「東急ファミリークラブ」
・ 小田急百貨店「小田急レディスクラブ」
など。各デパートごとに友の会があり、内容もさまざまです。
デパート友の会のメリット
その利用範囲は限られますが、その分利率も高いです。
それを念頭におきながら、デパート友の会のメリットについて簡単に説明します。
デパート友の会の最大のメリットは、満期時に積立金1か月分（または半月分）のボーナス券が追加されるということです。
1年間1万円ずつ積み立てた場合、満期時に13万円（または12万5,000円）の商品券となります。
ボーナス券を利息に例えるなら、その利率は1.08％以上。
銀行の1年定期の金利（約0.2％）に比べると、かなりの高利率です。
また、デパート友の会会員限定セールはもちろん、通常はインターネットのみで利用できる「お中元・お歳暮早割」が、店頭でも利用できるデパートもあります。
デパート友の会は計画的に積み立て上手に使おう
デパート友の会の積立金は、積み立てたデパート店舗やその関連ショップでしか使えません。
ボーナス券に至っては、積み立てを行っているお店でしか使えないので、その利用範囲は非常に限られてきます。
それなら、デパートで最もお得に買える高額商品に利用するのが、一番上手な使い方だと思います。
筆者が「デパート友の会積立金」で買った高額商品
・ パールのネックレス＆イヤリング（14万円）
この価格は2割オフセールで買いましたが、それでも1年間の積立金を超える高額です。
筆者は2年積立を行い、目標金額を超えた後にこれを買いました。
・ 羽根布団（5万円）
デパート友の会の積立金利用者限定の「友の会会員限定セール」も不定期で開催されますが、それで筆者は10万円の羽毛布団を半額の5万円で買ったこともあります。
狙うはデパートで買うお得なもの
デパート以外でお得に買えるものに、デパート友の会積立金を使う必要はありません。
どうせ使うなら、デパートで買うのが一番お得なものに利用しましょう。
そうすれば、デパート友の会の利用価値は、意外と高いものです。
40代になったらデパート友の会を始めた方がいい理由
デパート友の会の積立金は使い道が限られているため、あまり活用方法がないように思われるかもしれません。
それでも40代以上になると、品質が良いものを持つ必要性が高くなります。
そんな時に強い味方となるのが、品質が確かなものがそろっているデパートです。
年配や社会的地位の高い方への贈答品
筆者の知る限り、年配者ほどデパートへの信頼度が高いものです。
中には、贈答品の包装紙がどこのお店かで、贈った人の人間性を測る方もいるほどです。
特に、社会的地位が高い方に、そのようなケースが多い印象です。
そのことから、あまりデパートを利用する機会がない若い方でも、義父母などの年配の方にお歳暮やお中元を送る時だけは、デパートを利用したほうが無難でしょう。
良いものを見極められる40代以上こそデパートを有効活用
40代以降は、ものの価値を見極める目も十分についてきます。
そのような年代になった人にこそ、デパート友の会を有効活用してほしいと思います。（執筆者：大岩 楓）
