・ 日本の先行きも不安だし日本株以外の投資先にも興味がある
・ テンセントやアリババとか名前だけ聞くけど中国の株って簡単に買えるの?
そんな株や今、流行りの仮想通貨以外の投資先を探している方に向けての記事です。
中国株を買うべき理由。
例えば、中国経済のポテンシャルや分散投資の必要性、魅力的な個別銘柄、簡単に買える口座をお教えします。
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目次
中国経済のポテンシャル
中国株に興味のある方が気になるのは、中国経済の可能性ではないでしょうか。
中国株が投資先として、おすすめとなる根拠、中国経済のポテンシャルのお話をします。
新しい産業が成立しつつある
中国は現在ITやAI、ハイテク産業が盛んです。
例えば深センは中国のシリコンバレーと呼ばれるようになりました。
例えばドローンと呼ばれる無人航空機の大手メーカーDJIは中国深センの会社です。
他にもスマートホンメーカーのHuawei等、日本にいても普段の生活で聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
市場が成熟しつつある
中国は製造業が盛んな国でした。安価な労働力と世界一の人口で急成長しました。
そして中国共産党の強いリーダーシップで中国経済は成長してきました。
そして現在、中国はGDP世界第二位の経済大国です。
普段の生活にも中国が経済成長してきたことは見てとれます。
例えば中間層に育った中国人が、日本に買い物や観光にたくさん訪れています。
そしてひと昔、前は中国人が日本に高い給料と環境を求めて働きに来てくれていましたが、今では中国人はわざわざ日本に来なくなりました。
これも中国の経済成長の目に見えるかたちでしょう。
人口が多い代わりに少子高齢化が中国でも進んでいると言われています。
それが経済成長の鈍化につながるとの見方もありますが、それでもなお中国は経済成長し続けています。
株式市場もそれに伴い成熟しつつあり、落ち着いた値動きになり、昔に比べ投資しやいのではないでしょうか。
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日本株だけでは危ないから中国株も買おう
(1) 分散投資がおすすめ
「卵は一つのかごに盛るな」という投資の格言があります。
例えば卵を一つの籠に盛って、落としたら卵は全て割れてします。
しかし別々の籠に入れておけば一つの籠を落としても他の籠に入れた卵は割れずにすみます。
投資も同じで日本の株だけ買っていたら、日本の経済や株式市場にだけ依存することになります。
リスク分散のためにも中国株は魅力的な投資先ではないでしょうか。
(2) 中国の株式市場の規模はとても大きいから、分散投資におすすめ
分散投資先としても中国株はおすすめです。
世界の株式時価総額の国別ウェイトで、中国株は米国に続き第2位です。
3位が日本なのですが、4位は中国の特別行政区の香港です。
米国には及びませんが2位と4位は中国の株式市場です。
世界の株式市場の時価総額の大きな部分を中国が占めています。
分散投資先として中国株を対象にすることで、リスク分散にもつながりますし買える銘柄の選択肢も、日本だけで買うよりも広がります。
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(3) 魅力的な個別銘柄
中国株の中には世界的な有名企業の株も数多くあります。
例えばテンセント(00700.)は、中国のインスタントメッセンジャーで有名になったIT企業です。
一時期、米国株の時価総額Facebookに匹敵するまで上昇したことでも、話題になりました。
モバイルPCで日本の家電量販店でもよく見かけるLenovo(00992) も、実はで香港に上場されている中国の株です。
Eコマースで有名なアリババ(001688)等も有名です。
他にも日本では買えない中国特別行政区マカオのカジノ関連の銘柄等、日本では買えない分野の銘柄も中国の株式市場では取引できます。
(4) 中国株は今では大手の証券会社で個人でも簡単に買える
今は大手の証券会社で簡単に買える。
昔はわざわざ海外の証券会社を使って取引する人までいましたが、今では国内でも中国株は簡単に買えますし取り扱い銘柄も増えているので不便はほとんど感じないと思います。
また、少し分かりづらいのですが、中国株には香港市場と本土の市場がありますが中国人以外の投資家は原則、香港市場に投資が一般的です。
香港市場は外国人投資家の中国株(香港市場)を買えるおすすめの口座3選。
はいずれも大手で日本株だけでなく中国株も買えます。
また、特定口座にも対応していますし取引銘柄も多く便利です。
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まとめ
中国株はIT等、新しい産業も育ってきた。
また経済も成熟しており世界的に見ても大きな市場なので分散投資先としても買うべき。
魅力的な個別銘柄も多く大手のオンライン証券でも簡単に買えるのでおすすめです。(執筆者:田守 正彦)