我が家の夫はお酒が大好きなので、毎月の酒代はけっこうかかっているほうです。
やりくりに頭を悩ませている妻としては「もう少しお酒の量を減らしてくれたらなぁ」と思うこともありますが、夫いわく「これだけは絶対に譲れない!」ということ。
毎日のお酒が楽しみで仕事をしているようなものなので、そこを削られるとモチベーションが下がってしまうそうです。
実際、妻に無理矢理楽しみを奪われると、仕事へのやる気をなくす夫は多いそう。
具体的に、どのような項目を死守すべきなのでしょうか?
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目次
自由に使える毎月のおこづかい
毎日、外でつらい思いをして働いている夫たち。
せめて、もらう給料の中から自由に使えるお金を確保したいと思うのは当然のことですよね。
ちなみに夫のおこづかいの相場は、既婚・子どもありの場合で約3万円ぐらいだそうです。
この金額が高いか安いかは各家庭の経済事情によってちがうと思いますが、我が家にはちょっとキツイかな…。
ここから1万円でも減らせば、その分生活費や貯金に回せるお金が増えるので、妻としてはつい「来月のおこづかい、少し減らしてくれない?」と言いたくなりますが、ここはぐっと我慢。
仕事へのやる気をなくしてしまっては元も子もないので、にっこり笑顔で「いつもありがとう」と手渡ししましょう。
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趣味に費やすお金
バイク、車、フィギュアなど、夫がお金のかかる趣味をお持ちの方は大変だと聞きます。
おこづかいの範囲でやってくれるならまだ良いですが、中には妻に内緒で新車のローンを組んでしまう強者もいるというのですからたまりませんよね。
我が家の夫は、毎日の晩酌の他に釣りや映画鑑賞という趣味を持っていますが、お金はそれほどかかりません。
だから良いのですが、もし毎月おこづかい以外にン万円の出費が必要となったら鬼嫁に変身するでしょう。
夫が趣味のために家計費を使おうとするのであれば真剣に話し合うことも必要ですが、おこづかいの範囲で収まっているなら、それがどんなに理解しがたいものであっても温かく見守ってあげたほうが家庭はうまくいくようです。
よく遊ぶ人は考え方が柔軟になり、ストレスもうまく解消されて、仕事ができるようになると言いますしね。
どうしても必要な交際費
男性には、仕事を円滑に進めるためにどうしても必要な交際費があります。
接待ゴルフ、飲み会などがその代表的なものですが、もしこれらの付き合いを「お金がないので」と断っていたら…。
仕事がうまくいかなくなり、節約したつもりがかえってピンチに陥るということも考えられます。
でも、この「仕事のための出費」がけっこう痛いのです。
特に営業職や自営業の夫を持つ方は胃がキリキリする思いなのでは?
しかし、夫も「妻に負担をかけているのは分かっている。でも、どうしようもない」と悩んでいるのだと思います。
「この出費が、いつかは収入として返ってくる」と信じ、二人三脚で頑張っていきましょう。
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まとめ
毎月のやりくりを頑張っている妻にとって、夫が使うおこづかいや交際費などの出費は頭の痛いものです。
しかし、それらは夫が毎日の疲れやストレスを癒し、仕事を頑張るためのモチベーションを保つのに欠かせない「必要経費」。
無理に削ろうとすると必ずどこかに歪みが出てくるので、別の部分で調整しつつ、やりくりを頑張っていきましょう。(執筆者:畠山 まりこ)