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イギリス人の金銭管理
イギリス人の銀行通帳を見る機会なんてまずないですよね。
今回は皆が知りたくてもなかなか聞けない際どいラインに入り込んで、イギリス人の実際の収支のバランスを明らかにしていきたいと思います。
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イギリス人女性にインタビュー
今回インタビュ―に答えてくれたのは、イギリスのコールセンターで働く30代女性シエラ。
では早速通帳を開いてもらいましょう。
2018年7月上半期の通帳です
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今回見せてもらったのは、ウェブからアクセスできるオンラインの通帳です。
イギリスでは通帳記入という文化は薄く、全てオンラインで管理するのが一般的になっています。
一番下が2018年7月月頭で、上に向かっていくにつれて日付が新しくなっています。
シエラ:7月入って一番に使ったのはドライクリーニングです。
月末にお給料が入ったばっかりだったので、お金があるうちにドライクリーニングを済ませておこうと思ったので、月頭にすぐにクリーニングに行きました。
このときは、冬用のコートと大判のストールをクリーニングに出して£23,50(約3,500円程度)です。
インタビューアー:その他に特に使ったのは何ですか?
シエラ:NANDOS、AZUMA、THE GREENと続けて挙がっているのが飲食代です。
NANDOとAZUMAではディナーを食べたのですが、1回あたり£20(約3,000円程度)は結構大きな出費です。
イギリスでは日本よりも外食が高くつく傾向があります。
ちょっとした贅沢をしようと思うと、すぐに跳ね上がってしまうのでとくに給料後は使いすぎてしまわないように、気を引き締めていないとね。(笑)
インタビューアー:7月上半期の出費のバランスを見てみると、特に大きな出費にあたるのがGUYS AND DOLLSの£120(約1万8,000円程度)です。
これは何に使ったのですか?
シエラ:これは美容院代です。
今回はカラーとカットでお願いしたので少し高くなってしまいました。でも数か月に1回の事だしいいかなと思って。(笑)
インタビューアー:少し高く思ってしまいますが、それでもファッションにお金をかけるのは女性ならではですね。
シエラ:そうですよね。(笑)
シエラ:あと、定期的に引かれているMETRO LINKは交通費にあたるトラムの料金です。
自宅から職場までの交通費は毎週1週間の定期券を購入して、£18,80(約2,800円程度)で、たまに自宅から市内に出かけるのに往復券を購入します。
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下半期の出費も見せていただきました
インタビューアー:なるほどです。さて、下半期の出費も見せてください。
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インタビューアー:下半期は大きな外食の出費はなさそうですが、7月16日にかなり大きな買い物をしています。
何があったんですか?(笑)
シエラ:あぁ、これはコスメを購入しました。
最近肌荒れして、少し良いランクの商品に手を出したらついつい。でも満足しているので良いのです!
インタビューアー:その気持ちは分かります。(笑)
でもこの調子だと貯金もできそうですね!
シエラ:使いすぎないように気をつけます。
インタビューアー:今回はありがとうございました!
シエラ:こちらこそ。
まとめ
今回はお洒落好きな30代女性にインタビューすることに成功しました。
貯金はあまり得意ではないようで毎月ほぼ使い切ってしまうようです。
しかし今月は今のところ貯金に成功しそうですね。(執筆者:森 亜美)