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10月の米中間選挙

トランプ大統領の共和党が勝利するかどうかは不確定なところがあり、それが相場の波乱要因になると予想しましたが、どうしてアメリカの株式市場は青天井相場が続いています。
はたしてこのままアメリカ主導の「世界同時株高」が続くのか、それとも急落するリスクがあるのかについてレポートします。
インターネットバブルに匹敵するナスダック
ナスダックの上昇が止まりません。
今年(2018年)2月に一度は暴落したものの、反発した後は、あっという間に新高値を超えてきました。
ナスダック月足
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こうして見ると2009年のリーマンショック後の安値1,300ポイント付近から、現在は8,000ポイントに近づいています。
まさに当時から比べると6倍です。
ナスダックのこのような上昇はインターネットバブルの時を思わせます。
当時は1991年の350ポイント付近から、2000年には5,000ポイン以上に上昇しました。
その時の勢いを思わせるような上げ相場です。
果たして今回の相場もナスダック1万ポイント超えというようなことが起きるのでしょうか?
NYダウ月足
NYダウも日本のバブル期に匹敵か
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NYダウの月足チャートですがこちらもすごいですね。
リーマンショック直後は6,500ドルの安値がありましたが、現在は2万5,000ドル付近です。
NYダウの上昇で思い出すのが80年代後半の日本のバブル相場です。
8,000円付近だった日経平均が1986年には1万9,000円、1987年には2万6,000円と上昇して、最終的には3万円を超えて3万8,900円の史上最高値をつけました。
現在のNYダウの高値が2万6,000ドル付近ですが、近いうちに3万ドルを超えて上昇しそうな雰囲気もあります。
NY市場はかつてない大相場の最中にある
このようにNY市場は未曽有の大相場が続いています。
日経平均も同じように上昇していくでしょう。
相場の格言に「相場に聞け」という言葉があります。
中間選挙の行方はまだ不透明ですが、もし急落することがあってもそこは格好の買い場になって、再び上昇する可能性が高いでしょう。
高値波乱から目先は反落も
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7月現在は少し相場が行き過ぎているので、選挙前には一度大きな調整をする可能性があると見ています。
NYダウがまだ高値を超えていませんが、新高値に顔合わせをする2万6,000ドル付近が節目でしょう。
現在は指数が大きくなっているので、調整するときにはかなり大きな動きがあります。
一時的に急落するところがあればそこは絶好の「買い場」になるでしょう。(執筆者:岡 隼人)