最近注目されてきている投資手法の一つに、ソーシャルレンディングがあります。
しかし具体的にソーシャルレンディングがどんな投資手法なのか、その特徴まで知っている人はそれほど多くないかもしれません。
そこでソーシャルレンディング投資のメリット、そしてサラリーマン投資家にこそおすすめしたい理由をここでお伝えしていきます。
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目次
1. 運用の手間がかからない
ソーシャルレンディング投資では、まず複数の投資家からソーシャルレンディング会社が少しずつ投資用の資金を集めます。
そしてまとまったお金になった段階で資金を必要とする会社に融資します。
融資の際に金利を上乗せするので、投資家にはその金利が収入となって毎月分配されます。
投資家としてやるべきことは
そして実際に投資するだけ
です。
案件に投資した後はFXや株のように相場をチェックして売買を行う必要もなく、また不動産投資のように客付けや管理の必要もありません。
投資した資金に対してあらかじめ決められた利回りに応じた分配金が毎月口座に振り込まれるので、その金額を確認するだけです。
そして運用期間が終われば投資金が自分の元に返還されます。
運用に関して作業が全く発生せず手間がかかりません。
そのため多忙なサラリーマンに向いていると言えるのです。
2. 収益性が安定している
もう一つ大きなメリットとして収益の安定性があります。
ソーシャルレンディングは毎月分配金が振り込まれるという、ほぼ不労所得に近い性質を持った収入です。
そのため不動産投資とよく比較されますが、不動産投資は入居者が決まらない限り毎月自動的に家賃が振り込まれるわけではありません。
収益の安定性は保証されていないのです。
しかし、ソーシャルレンディングはあくまで家賃収入ではなく、貸付に対する金利なので融資した時点で収益が確定し、基本的に上下することがありません。
利回り10%の案件に投資したら金額の1割が分配金となり分割で自分の口座に振り込まれます。
たとえ融資先の事業がうまくいかなくても、その会社が借りたお金は返済の義務がありますから、金利と元本金はきちんと支払われるのです。
そのため、収入を計算しやすいというメリットがあります。
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3. 投資対象がそれほど多くないので情報収集が容易
ソーシャルレンディングを運営している会社は現在日本で約20社程度。
それらの会社ごとに、特徴のある案件を投資家に対して提供しています。
株式投資と比較すると投資対象の数が少なく、情報収集に時間をかける必要がありません。
基本的には提示されている案件に記載される融資先の事業内容、そして金利や利回り、保証条件などをチェックして投資する対象を決めていきます。
投資対象が狭いということは、リスク分散がしにくい面もあるのですが、基本的には情報収集に時間をかける必要もなく投資対象を決めることができます。
もちろん限られた情報の範囲の中で、自分なりにどこが一番安全であるのかなど、リスク対策を考えなくてはいけないという点もあります。
資金を入れるタイミングや投資する会社、投資する事業などを分散してリスク分散を行っていきましょう。
現在国内のソーシャルレンディング会社の運用実績は安定しており、貸し倒れが起きたという事例も稀です。
安定性が高い投資法として人気のソーシャルレンディング。
ぜひ投資を検討してみてはいかがでしょうか。(執筆者:長嶋 茂)