暑い夏はクーラーの利用で電気代が高くなり、最も家計が圧迫される季節です。
シャワーの回数も増えますし、その上猛暑による不作で野菜が高騰なんて事も…普段節約を頑張る家庭からは悲鳴が聞こえてきそうです。
しかしクーラーを付けずに我慢などしていたら熱中症で倒れてしまう危険性もあります。
そこで今回は夏を快適に&お得に乗りきるマル秘節約テク4選をご紹介します。
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目次
電気代は通信費やガス代と併せたセット割を利用
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まず真っ先に見直したいのが、家の電気料金プラン。
電力自由化により電力会社を好きに選ぶことができるようになり、現在では様々なプランが提供されています。
特に割引率が高いのが、携帯代やネット代、ガス代と同じサービス会社にする事でできるセット割。
これらの料金の支払先が全て同じになれば、管理も楽になって一石二鳥です。
セット割は、申込み後の一定期間さらに割引されるサービスも多いので、夏の初めや冬の初めに申し込めば、最も電気代がかかる時期に割引を多く受けることができます。
まずは今の申込み内容を見直し、もっと節約できるプランがないか探してみましょう。
カーテンを遮光&遮熱機能付きに買い替える
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次にオススメしたいのが部屋のカーテンの見直し。
家の中を暑くする熱気のほとんどは窓からの日光によるものです。
1級遮光カーテンを使えば直射日光が防げるだけではなく、熱も入りにくくなって部屋の中がとても涼しくなります。
さらに最近では遮熱効果を謳ったカーテンも開発されています。
機能性が高いほどお値段も高くなるため一時的には出費になってしまいますが、夏は冷房、冬は暖房を使わなくても過ごせるようになるため、すぐに元が取れますよ。
クール系寝具を取り入れる
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暑い夏の夜は寝苦しく、つい朝までクーラーを使ってしまうこともありますよね。
熱帯夜を快適に過ごすには、涼感マットレスやひんやり枕などのクール系寝具がオススメです。
クール系寝具は安価なものも多く、特に夏の終わりにはセール価格になるので次の夏に向けて買っておくのも得策です。
アイスノンや冷えピタで首回りを冷やすだけでもかなり楽になります。
もちろん、氷をビニール袋に詰めてタオルで巻いたお手製ひんやり袋でも代用できます。
氷はスーパーによって無料でもらえる所があるので、最寄りのスーパーをチェックしてみて下さい。
エアコンと冷蔵庫のON/OFFは最小限に
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最後に、家電製品の使い方で電気代を抑える方法をご紹介します。
エアコンはこまめに消した方が安くなると思われるかもしれませんが、実は起動時と終了時が最も電力を使うようになっています。
そのため冷房を強く効かせて時間を短縮するよりも、弱く持続的に点けている方が節約になるのです。
温度は高めで風量を自動に設定することで、さらに電気代を抑えることができます。
また、冷蔵庫の開閉も夏の電気代を上げる大きな要因です。
少し開けただけでも庫内の温度が上がってしまい、余計な電力がかかってしまいます。
開閉は最低限で済ますように意識しましょう。
まとめ
暑い日が続きますが、少しの工夫で部屋の体感温度は驚くほど変わります。
家計に負担がかかる夏も、節約テクで賢く快適に過ごしましょう。(執筆者:島村 妃奈)