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ベスト3: 挽きたてが味わえる「豆から挽けるコーヒーメーカー」
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毎朝、コーヒーの香りで目が覚めることはコーヒー好きの憧れではないでしょうか。
豆は挽きたてがいいと思ってはいても、忙しい朝はお湯を沸かすだけでも大変です。
ミルを使って毎朝ゆっくりと豆を挽くことは、定年退職する日までお預けになるかもしれません。
しかし、無印良品のコーヒーメーカーならば時間を気にすることなく、挽きたての豆で淹れたコーヒーを毎朝飲むことができるのです。
無印良品の「豆から挽けるコーヒーメーカー」3万2,000円(税込)は、一時は品切れになるほどの人気が出た商品です。
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デザインもシンプルであり、どのようなキッチンにも似合います。
しかし、細身の見た目によらず、置き場所が限られていることが問題です。
無印良品の「豆から挽けるコーヒーメーカー」には、水を入れる場所とフィルターを入れる場所の2か所に扉がついています。
扉が同じ方向に開けば問題はないのですが、それぞれの扉が左右違う方向に開くため、コーヒーメーカーの左右に一定の空間を残して設置しなければならないのです。
コーヒーメーカーや食洗機を買うとき、一番問題になることが「置き場所」です。
「豆から挽けるコーヒーメーカー」は3万円越えであり、金額的にも壁は高くなっていますが、置き場所を確保するという壁も高いのかもしれません。
ベスト2: 安くていいもの「ボーンチャイナのシュガーポットとクリーマー」
コーヒー好きな人は、砂糖もミルクも入れずにブラックで香りを楽しむことが多いかもしれません。
しかし時には砂糖やミルクを使うこともあるでしょう。
コーヒーに砂糖やミルクを入れるとき、料理に使う砂糖や牛乳を入れる人もいますが、コーヒーの香りを引き立てるためには、やはりコーヒーシュガーやクリームを使った方がいいでしょう。
それぞれ一回分ずつ個包装になっているものもありますが、少しでもお金を節約するならば、個包装よりも大袋で買った方がお得です。
コーヒー好きな人は、コーヒーそのものも大切にしますが、コーヒーを飲む時間や雰囲気も大切にします。
お気に入りのカップを使って、落ち着いた雰囲気の中でゆったりとコーヒーを飲む時間は至福のひと時です。
至福のひと時を過ごすためには、小道具や演出がとても重要です。
例えば、コーヒーに砂糖を入れるとき、大袋にスプーンを突っ込んでカップに砂糖を入れてしまっては雰囲気が台無しです。
また、お気に入りのカップの横に牛乳パックが並んでしまっては生活感が出てしまいます。
例え砂糖がコーヒーシュガーでなくても、クリームが牛乳であっても、シュガーポットやクリーマーに入っているだけで雰囲気は違います。
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しかし、シュガーポットやクリーマーは小さいわりに値が張る小道具なのです。
陶器の安価なものもありますが、重くて扱いづらいかもしれません。
やはりボーンチャイナが軽く丈夫で、一番扱いやすいのではないでしょうか。
ボーンチャイナとは、高級洋食器にみられる製法で、動物の骨灰を混ぜて作られたものです。
温かみのある白色は、どのようなカップとも相性がよく、薄くて丈夫なため実用性があります。
しかし、ボーンチャイナは価格が高い傾向があります。
洋食器ブランドのノリタケでは、シンプルで小ぶり(容量170cc程度)なデザインのクリーマーでもボーンチャイナになると数千円はします。
無印良品のシュガーポットとクリーマーは、容量がシュガーポットは300ml、クリーマーは200mlと大き目サイズで、かつボーンチャイナなのです。
価格はそれぞれ2,000円以下(シュガーポット1,790円、クリーマー1,390円)です。
最近は、製造拠点を外国に移すメーカーが増えていますが、無印良品のシュガーポットやクリーマーは三重県で作られています。
日本製のボーンチャイナが2,000円以下とは、とても魅力的です。
ベスト1: 大きさと重さが絶妙「磁器ベージュドリッパー」
筆者は、一日に何杯もコーヒーを飲みます。
できればコーヒーメーカーが欲しいのですが、キッチンには設置するスペースがありません。
さらに「極力、洗い物は少なくしたい」という希望があるため、飲むたびにドリッパーでポタポタとコーヒーを淹れています。
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筆者はコーヒー豆をスターバックスで購入しているのですが、コーヒー豆はどんどん値上がりしています。
できるだけ少ない豆の量で濃いコーヒーを飲むために、豆は標準よりも細かめに挽いていました。
バリスタには「細かく弾きすぎると雑味が出ますよ」と言われるのですが、節約のために多少の雑味は我慢していたのです。
そんなとき、無印良品で「磁器ベージュドリッパー」890円(税込)をみつけたのです。
今まで使っていたカリタのドリッパーは、抽出されたコーヒーが出てくる穴が3つでした。
しかし、無印良品のドリッパーは、穴が1つなのです。穴が少なくなれば豆がお湯に接している時間は長くなります。
今までのように豆を細かく挽かなくても、同じ豆の量で濃いコーヒーが飲めるのではないかと思ったのです。
結果、ドリップする時間は長くなったのですが、雑味は多少減った気がします。
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濃い目のコーヒーが好きな人には無印良品のドリッパーはおすすめです。
穴が1つのドリッパーといえばメリタが有名です。
メリタのドリッパーは、無印良品のものとフォルムがそっくりですが、メリタの陶器製ドリッパーは1,000円以上です。
890円の無印良品は、かなりお買い得でしょう。
無印良品の「磁器ベージュドリッパー」は、背が高く作られています。
重さもカリタよりも重いのですが、カップと接する面が広いため安定感があります。(執筆者:式部 順子)