やっと家計が安定して貯金ができる体質に…
しかし、それはゴールではなくスタートに過ぎません。
大事なのは家計を崩さずに程良く生活を楽しむことです。
しかし我が国は資本主義国。世間様は息つく暇もなく浪費を促すイベントを仕掛けてきます。
正月早々から福袋に新春バーゲンセール、年末商戦、今ではネット通販でも大型バーゲンセールを打ち出し、浪費欲をこれでもか! と刺激します。
身近なスーパーでも安価な商品で客を惑わせます。
商売人を侮ってはいけません。彼らは多くのものを仕入れ、売ることで生計を立てているのですから。
とはいえ、バーゲンではいつも使う品物がお得に買えるのも事実です。セールとうまく付き合うと節約に大いに役立ちます。

目次
楽天スーパーSALEで浪費家の血が沸き立つ
私は楽天カードを使っているので、ネット通販はなるべく楽天を利用しています。
いつもは見るだけで買うことはなるべく控えてますが、楽天スーパーSALEの時はとうとうタガが緩んでしまいました。
何もかもが異常に安くて(なんでこんなにいいものがこんなに安いの?)と、うっかり飛びついた品物もあります。
ちょうど台風や北海道の地震で慌ただしい時期と重なり、防災用品も目移りしました。
かなり気を付けたつもりでしたが、それでも余計な買い物を1万円ほどするはめになりました。
いや、私にとっては「1万円で抑えられた」ことが成長の証かもしれません。
もしも欲望のまま買い込んでいたら5万円は下らなかったでしょう。

私はこれで乗り切った! セールに惑わされないコツ
次から次に押し寄せるセール品の山。
わーすごーいと買っていたらお金がいくらあっても足りません。
それを防ぐためには、まず冷静になる必要があります。
品物を買い物カゴに入れ、半日ほど寝かせてから自分に問いかけましょう。
・ この品は「今」必要なものか(※備蓄や防災用品は除く)
・ 「安い」だけの理由で買ってないか
たとえば、寝具がとても安いとします。寝具は高価ですがセール中は半額です。でも自宅には買い替える必要のある寝具はありません。
これなら「今」必要ないので削除します。
レビューを見てみると薄くていま一つという声が複数あります。
これも「満足させてくれない」と見なして削除します。
逆に、これらの問いにYESと言えるなら購入しても大丈夫でしょう。
もし迷っている間に売り切れたら「今回は縁がなかった」と割り切ります。

買った物メモを忘れずに! 書き出すことで浪費が分かる
そして必ず購入したらメモで「今日買ったものと金額」を記入しましょう。
そしてセール期間が終わったら集計して、カード引き落とし口座に同じ金額を入金します。(クレジットカード払いの場合)
書き出すことで自分が買ったものが一目で把握できます。
もしセーブできていれば(この程度で済んで良かった)と思うでしょうし、そうでなければ(余計なもの買ってしまった!)と後悔するでしょう。
後悔をバネにして次のセールは注意して挑みましょう。
浪費家の方はセールに近寄らないことがいちばんですが、良いものが安く手に入るのもセールの魅力。
自分なりにうまくセールと付き合うためのコツを掴みましょう。(執筆者:大島 えなが )