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節約がうまくいってない
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値引き品や安い食材を買っているのに、なぜかお金がたまらない、節約がうまくいっていないというあなた。
節約できない原因は、実のところ、「安いから買う」という安易な行動の癖にあるのです。
今回は、値段の安さだけで食材を買い込むことのデメリットとそれを回避するコツをお伝えします。
バーゲンや値引き商品って本当にコスパ良いの?
安いから、特売だから、ポイントが付与されるから、そういった理由で食材を買っても、結果として節約にならないパターンは多く存在します。
・ たかが数十円のポイントに目がくらんで数千円の買い物をした
・ 〇〇円以上買ったらこの商品が安く買える!と金額を合わせるために無理して不要なものを追加した
これらはすべて以前の私がやってしまったことです。
挙げるときりがないくらいです。
当たり前のことですが、節約につながる行動はたったひとつです。
一方で、特売だから買う、ポイントが増えるから買う、これらはどれも
「買う」行動であって「買わない」行動ではありません。
つまり、安いとか高いとか値段の問題ではないのです。
「買う」行動をむやみにした結果として、節約ができないということなのです。
ワナ1:値下げシール
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閉店間際のスーパーでよく見かける「半額シール」。
それが貼られたお総菜をたまたま見つけて、買う予定はなかったけれどもついカートに入れてしまった。
安く買えたことは確かですが、これは本当に食費削減につながっているのでしょうか?
その日に用意していたおかずにお惣菜を1品加えることで、食卓は豪華になるかもしれません。
食べきれなければ、ムダです。
単価よりも献立あたりのコスパを考えましょう。
関連記事:閉店間際の「値引きシール」にご注意! 筆者も失敗して改めて気が付いたこと
買って得することを考える癖をなくす
必要なもの以外は買わない選択をする、それこそが節約への第一歩です。
献立トータルのコスパを考えた上で、賢くお買い物をしましょう。
ワナ2:まとめ買い
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食材のまとめ買いについても、要注意です。
回数券が期限内に使い終えないとただの紙くずになるように、食材には賞味期限や消費期限が設定されています。
得したように見えるだけで、本当に必要なものかを自分に問いかけてみると、案外、不要なものにお金を払っているということに気が付くでしょう。
したがってまとめ買いをする際には、きちんと計画を立てて購入することをおすすめします。
もしそれが無理ならば、無駄になる可能性が非常に高くなるのでやめておきましょう。(執筆者:橋 正子)