実は100円ショップのDAISOは海外にも出店しています。
その出店国の一つがタイです。
タイの大型小売店を展開しているセントラル・ワールド系のモールに行くと、日本でもお馴染みのDAISOが出店しています。
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日本でもお馴染みの100円ショップが懐かしく入店してみると、全品60タイバーツとあります。
60円ではなく60タイバーツです。
2018年現在、1タイバーツは約3.5円。
つまり日本円で200円以上。
物価が上がってきたとはいえ、安いと言われているタイなのに日本より高価格です。
では、タイのDAISOは日本よりも高価なラインナップなのでしょうか。
週に2~3回はDAISOに通っていましたが、そんなこともなさそうでした。
何故、タイでは日本と同じ100均ショップの品が倍の値段で売られているのでしょうか。
目次
タイは物価も安いが品物も値段相応
タイの市場には、100均ショップのような品揃えの店も数多くあります。
値段は一概には言えませんが、値段相応の品という感じです。
例えば、雑貨や文具、玩具などがタイの市場には所狭しと並べられています。
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値段はDAISOの品物より安いものも多いです。
もちろん東南アジアらしい個性的な品物も多いのですが、中には造りが良くないものも多いので、良い品に巡り会うには客側の目利きも必要です。
例えば、私も本を整理するための「本立て」、「卓上ベル」は重宝しました。
机に本を揃える本立ては資料の整理に役に立ちましたし、卓上ベルは学生のテストや講義の合図などで実際に使っていて他の教師からもどこで売ってるのかを何度も尋ねられました。
海外では日本の100均ショップが割高でも人気
日本の100均の商品はメイドインジャパンとは限りませんが、企画は日本の自社開発です。
そのため、それぞれの品物の質は一定の水準を保っているのではないでしょうか。
日本国内の100均ショップには、海外からの観光客も多く訪れます。
自分の国の半額程度の値段で買えることも多いため、外国人に人気です。
日本で買うと半額程度で済むうえ、品質もしっかりしているからです。
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日本の100均ショップを見直そう
海外在住の日本人にとって、現地の100均ショップは値段が倍近くしても、様々な機能的な雑貨も揃う便利なお店です。
日本にいると、日本の100均ショップの有り難みを忘れてしまいがちですが、日本の100均ショップは、外国からの目線で見ると、品質も高く値段も安くとてもお買い得。
海外では価格を2倍にしても、売れてしまう程に品質が高く売れているのです。
まとめ
日本の100均は世界基準で見ると割安で、もっと活用されて良いと思います。
外国人から見ると、日本の100均ショップは半額程度のバーゲンセールで、とてもお買い得。
アジアの市場の雑貨よりも、質も高くお手頃なのが日本の100均ショップです。
日本に住んでいるなら、100均を使い倒してお得な生活ができると思います。(執筆者:田守 正彦)