特売日に安い食材を買うなどして色々とやりくりしているはずなのに、なぜか食費が予算オーバーになってしまう。
ぜいたく品を買っているわけではないのに、一向に食費の節約が進まない。
そんな状況に陥っている人はもしかすると、気付かないうちに無駄遣いする悪習慣が身についてしまっているのかも。
そこで今回は、節約を阻害してしまう意外にやりがちな悪習慣を3つご紹介します。
自分は当てはまっていないか? をチェックしながら読んでみてくださいね。

目次
悪習慣その1 割高な「〇〇の素」を買って使うことが多い!
今や、スーパーには所狭しと「〇〇の素」が並んでいます。
便利ですよね。食材を炒めたり茹でたりしてあとは「〇〇の素」をかけるだけで料理が完成しますから。
しかし、よくよく「〇〇の素」の商品ラベルを読んでみてください。
醤油、砂糖、チキンエキス…など、家にある調味料でまかなえるものではありませんか?
味付けのパターンが豊富になりますし、「〇〇の素」を使うこと自体は否定しませんが、そればかり頼りきってしまうことは避けなくてはいけません。
なにせ野菜やお肉を10円単位で節約しても、「〇〇の素」を1つ買うだけでその節約効果は吹っ飛んでしまうのですから。
調味料の配合については、レシピアプリなどで簡単に見つけられます。
アプリを上手く利用して、「○○の素」を使い過ぎるのはもうやめましょう。
悪習慣その2 「●●円以上で特典あり」や「ポイント●倍」という言葉に釣られて買い過ぎる
私が住む地域のスーパーでは、「1,000円以上買うと玉子が半額!」や「3点買うとポイントが5倍!」といったキャンペーンがあります。
もちろん、1,000円以上、3点以上まとめて買う予定がある場合は問題ありませんが、玉子を半額で買うためやポイントをためるために帳尻あわせで不要なものを買っては本末転倒です。
節約にはとにもかくにも使うお金を減らすこと!ですから。
買いだめを避けるためには、本当に必要なのかを見極めることが大事。
これを買うのは無駄遣いになってないか?
をひとつひとつ、きちんとチェックしていきましょう。
悪習慣その3 休日、何の気なしに外食をしてしまう

平日は頑張ってお料理するけれど、お休みの日くらい何もせずに過ごしたいので、何の気なしに外食してしまう…という人は結構多いです。
その気持ちわかります。毎日、本当にくたくたですものね。
しかし、たった一度の外食で節約金額はパー、せっかくの苦労が水の泡になってしまいます。
真面目な方ほど「休日もきちんとやらなくちゃ!」となりがちですが、お休みの日は質素なお料理だけにする! といっそのこと決めてしまってはいかがですか?
「ごはん・お味噌汁・お漬物」
お味噌汁だって、お湯を注ぐだけの即席でいいじゃないですか。頑張る必要なんてありません。
夫や子どもたちが文句を言ったら、自分たちで作らせることだってできますよね。
小学生以上であれば、ご飯を炊いたり即席みそ汁にお湯を注いだりは簡単にできることです。
疲れているから外食…ではなく、家にあるものでテキトーに済ませられないかな? と考え癖をつけましょう。
悪習慣の見直しで節約上手に!
節約しようとあれこれ頑張っているにもかかわらず、なぜ食費が減らない原因は、意外にもこういった悪習慣からきているかもしれません。
もし当てはまることがあれば、是非この機会に見直してみてくださいね。(執筆者:橋 正子)