「年末ジャンボ宝くじ」のCMを多く見るようになると、「今年もそろそろ終わりだな」と思いますよね。
これまで、ジャンボ宝くじはクレジットカードで購入できませんでした。
しかし、2018年の1等・前後賞合わせて10億円の年末ジャンボ宝くじから、インターネットでの販売解禁とともにクレジットカード払いも利用できるようになりました。

今回は、年末ジャンボ宝くじをクレジットカードで購入するメリットはもちろん、デメリットや注意点も紹介します。
目次
年末ジャンボ宝くじをネット経由でクレジットカード払いするメリット
クレジットカードのポイントが貯まる

最大のメリットは、クレジットカードのポイントが貯まる点でしょう。
これまでの現金払いではポイントが一切貯まりませんでしたが、クレジットカード払いすればカードのポイントが貯まります。
「宝くじポイント」も貯まる

また、宝くじ公式サイトでの宝くじ購入100円につき、「宝くじポイント」が1ポイント貯まり、キャンペーン応募でもポイントが貯まります。
貯まった宝くじポイントは1ポイント=1円として、宝くじ公式サイトでの宝くじ購入に充てられますので、買った宝くじが仮にハズレたとしても、クレジットカードのポイントと宝くじポイントのWポイントで、精神的ショックも和らぐでしょう。
並ばなくても買える
宝くじ売り場には、年末ジャンボ宝くじを買う人だけでなく、数字選択式宝くじ「ナンバーズ」やスクラッチ宝くじの購入、あるいは当選した宝くじの引き換えなど、多くの人が訪れます。
年末ジャンボの販売時期は特に寒いので、寒空の中行列を作るのはつらいですが、ネット購入ならば家にいながら買えますし、クレジットカード払いなら決済も即時完了です。
受け取り忘れがない
当選宝くじが交換期限を切れて、失効してしまうという信じられない事態が毎年起こっています。
2018年11月25日現在、宝くじ公式サイトに掲載されているジャンボ宝くじ1億円以上の「未換金」当選本数は、何と18本もあるんです。
一方、ネット購入で当選した宝くじは、クレジットカードの引き落とし口座に振り込まれますので、受け取り忘れがありません。
年末ジャンボ宝くじをネット経由でクレジットカード払いするデメリット
利用可能なクレジットカードが限られている

現在、宝くじ公式サイトで利用可能なクレジットカード発行会社は、以下の9社です。
・ UCカード
・ ライフカード
・ クレディセゾン
・ イオンカード
・ JCBカード
・ 三菱UFJニコス
・ オリコカード
・ エポスカード
・ TS3カード
「ビックカメラSuicaカードのJCBブランドを持っていればOK」と思っている方もいるでしょうが、そのカードの発行会社はJCBではなくビューカードですので、宝くじ購入には使えません。
3Dセキュアに対応していないカードも使えない
また、宝くじ公式サイトで利用可能なカードは、「3Dセキュア」という本人認証サービスに対応しなければなりません。
クレジットカードの中には、3Dセキュアに対応していないカードもありますので、事前確認が必要です。
番号指定ができない
宝くじにこだわりを持つ人は、
「下3桁が777の宝くじが欲しい」
と指定買いする人もいて、宝くじ売り場に在庫があれば対応可能です。
しかし、宝くじ公式サイトでは番号を指定することができません。
ワクワク感がない

これは極めて個人的な見解ですが、ネット上で当選が分かるというのはドキドキ・ワクワク感がないです。
子供のころ、1月1日の新聞の当選番号発表の記事で、父親の購入した年末ジャンボ宝くじの当落を確認するのが楽しみでした。
紙の宝くじならではの高揚感を、ネットでは味わえないような気がします。
まとめ
宝くじをクレジットカードで購入できるようになると、クレジットカードと宝くじのWポイントが貯まるだけでなく、交換し忘れもないので非常に便利でお得です。
しかし、これまでの年末ジャンボ宝くじ購入ではできたこだわりの購入や、当選発表のわくわく感がそがれてしまうのは残念かもしれません。
名と実のうち「実」をとる人は、宝くじをネット経由でクレジットカード払いするのがいいでしょう。(執筆者:角野 達仁)