年末大掃除の時期がやってきました。
普段はあまり掃除が行き届かない場所にも手を入れる良い機会です。
わが家で「掃除が行き届かない」場所の1つが、網戸です。
大通りに近いマンションということもあり砂ぼこりで真っ黒なのですが、真っ黒ゆえに近寄りがたく、つい1年以上も放置してしまいました…。
何とかしたいと思っていたところ、100円ショップのダイソーで「網戸用ワイパー」なるものを発見!
1年分の汚れをたっぷりとためた網戸がどれだけキレイになるのか、実際に使って試してみました。
目次
ダイソーの「網戸用ワイパー」
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ダイソーで売られている「網戸用ワイパー」は、本体と専用スペアシートが別売りになっています。
本体にもシートは付属されていますが1枚だけなので、網戸用ワイパーを買うときは専用のスペアシートも一緒に買っておきましょう。
シートには界面活性剤や除菌剤などを含んだ洗剤がしみこんでいるので、洗剤や霧吹きなどを別途購入する必要はありません。
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ワイパーは持ち手の部分が伸縮し、30cmほどの長さまで伸ばすことができますよ。
網戸掃除をするときに用意しておくと良いもの
網戸用ワイパーだけでも掃除はできるのですが、次のようなものを準備しておくとさらに掃除がはかどります。
使い捨ての手袋やゴム手袋
手の汚れを気にせずに掃除ができます。
マスク
網戸は細かい砂やほこりがたくさんついているので、マスクをつけておくと安心です。
新聞紙やレジャーシート
かたまりになったほこりがゴミとして出るので、網戸の下に敷いておくと後片付けがラクになります。
いずれのアイテムも、100均でそろえられます。
あわせて買っておくのがおすすめです。
「網戸用ワイパー」で網戸を掃除してみました
掃除前のわが家の網戸がこちらです。
砂ぼこりだらけで真っ黒ですね…。
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さっそく「網戸用ワイパー」にシートを取りつけて、網戸を拭いてみました。
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柄の長さが約30㎝もあるので、高い部分や低い場所も簡単に拭き取れます。
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網戸の外側は、2~3度拭いただけでシートがこんなに黒くなりました。
スペアシートは20枚入りで100円とお手頃なので、どんどん新しいシートに取りかえられます。
ワイパーをかけていくと、ぼろぼろとしたほこりのかたまりが下の方にたまってきました。
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新聞紙などを敷いた上に落として最後に回収するか、網戸に直接掃除機をあてて取り去ってください。
右半分が、「網戸用ワイパー」で網戸の裏と表を3度ほど拭いた状態です。
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ほこりのかたまりが多少残っていますが、砂塵が拭き取られて、これだけでもずいぶんキレイになっています。
直接シートを手に取って、落ちにくい汚れをぬぐってみました。
手でシートを軽くおさえると洗剤が染み出すので、その水分を拭き取るようにシートを動かすと、染みのような汚れも落ちていきます。
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強固な汚れは、網戸の裏表に一枚ずつシートをかまえ、網戸をはさむようにしてぬぐうとキレイになりますよ。
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何度かワイパーをかけていると、シートにつく汚れが薄くなってきました。
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こちらが「網戸用ワイパー」で30分ほど掃除をしたあとの網戸です。
うっかり表面に触ってしまっても気にならないほど、汚れを取り去ることができました。
年末の大掃除に「網戸用ワイパー」を
最初は汚れきった網戸を前に逃げ腰だったのですが、汚れた網戸に直接触らなくても良いことや、ワイパーで拭き取るだけというシンプルさが、やる気を出させてくれました。
網戸をはずさなくても掃除ができるというのも、大きなメリットです。
シートを取り替えながらワイパーを動かすだけでもずいぶんキレイになるので、子どもに掃除のお手伝いをしてもらうのも良さそうです。
年末の大掃除には「網戸用ワイパー」を活用して、普段はなかなかできない網戸掃除に挑戦してみてくださいね。(執筆者:青海 光)