今年もあとわずか、慌ただしい季節がやってきました。
大掃除は始めていますか?
何とかラクに早くキレイにできないか、と考える筆者はここ数年、100均グッズに大変お世話になっております。
今シーズン筆者が使ってよかったと実感した、ダイソーのおススメお掃除グッズをご紹介します。

目次
1. ブラインド以外でも大活躍「ブラインドクリーナー」
意外に思われるかもしれませんが、今年のイチオシは「ブラインドクリーナー」です。

毎年ブラインド掃除は、雑巾で一生懸命拭いても、かける労力と時間の割にはキレイになった実感が少ないものでした。
というのも材質が柔らかく、力を入れすぎると折れてしまいます。
しかもブラインドの上下が重なることもあって猶更やりにくい…とその手ごわさに、この商品を買ったものの正直大して期待はしていませんでした。
ところが使ってみると、ブラインドをしっかりはさんで力をこめてふけるから、汚れがきっちりとれるのです。

しかも裏表2列同時に作業ができるのは、とっても効率がいい。
また洗って繰り返し使えるため衛生的で、コスパはとってもよいと嬉しいことづくめです。
さらに、ブラインドだけではありません。
これまた例年時間がかかっていた、大型のエアコンフィルターにも使ってみました。

クリーナーの素材はマイクロファイバーでできているため、溝の端まで汚れがからめとり、いつもは残っていた綿埃がありません。
他にもカーテンレールやエアコン本体の上部など、挟める場所や手の届かない所まで予想以上の大活躍です。
2. 高いところや隙間にも「マイクロファイバーモップ」

このモップは持ち手を含めると長さ58センチほどあるため、当初の予定では、例えば冷蔵庫や家具の上、鴨居など高いところでの利用を考えていまいした。
しかし実際使ってみると、冷蔵庫と家具の間わずか3センチほどの隙間にもぐぐ~っと入っていき、マイクロファイバーが隅にあるゴミまでキャッチしてくれます。

手が入らない奥深い隙間にもぜひ、ご利用ください。
3. サッとふくだけ「網戸用クリーナー」
以前筆者は、網戸掃除にはお掃除シートを使っていました。
けれどもシートでは、手のひら型に点々と汚れがつくだけで、なかなか均等には拭けません。
また、あまり力をいれすぎると網戸が緩んでしまうため、そぉーっと拭くとやっぱりキレイになりません。
そこで探し当てたのが「網戸クリーナー」です。

片面の極細ブラシでゴミを取り除き、反対側のメラミンスポンジが黒ずみをスッキリ落とします。

網戸に強い力を加えることなく、洗剤ナシでも水に濡らしてサッと拭くだけで、埃が舞い上がるのが目視できます。
また素材は柔らかいスポンジでできているため、網戸だけでなく、サッシのレールや窓のフレームの隅々まですっきりすることができますよ。
4. 直角ブラシが使いやすい「排水口水回り洗い」
台所の排水口は、使い古した歯ブラシでお掃除している方も多いのではないでしょうか。
けれども排水口のパイプは先が長く、歯ブラシではあまり奥まで届きませんよね。
また、筒形のゴミ受けのかごは、底の部分が直角でうまく洗うことができないのではないでしょうか。

長さが20センチあるこのブラシは、歯ブラシより排水口の奥まで入り汚れを掻き出し、さらに直角についた毛先がぬめりを取り去ります。

さらに持ち手についたへらは細かな溝が多いキッチンでは、利用価値大です。
ほんの少しのことですが黒くなった汚れの筋を取って拭くだけで、全体がスッキリ清潔に見えます。
5. キッチン・リビングの油汚れに「重曹・セスキ」

ここ数年テレビや雑誌で取り上げられて、どちらも話題ですよね。
両者ともに油汚れに強いアルカリ性ですが、セスキはより強力です。
ダイソーでは、アルカリ電解水をプラスしたスプレータイプと粉末タイプが販売されています。
手軽に使えるスプレータイプは、ステンレスやプラスチックのベタつきにも効果があり、二度拭きいらずという有難いメリットをぜひ生かしてください。
先にご紹介したブラインドクリーナーやモップに吹きかけて、手の届かない高いところや隙間に使ってみましょう。
また粉末タイプは、粉のまま研磨剤として、少量の水で溶いて糊状にとさまざまな使い方も可能です。
ただし、畳や木材など天然素材のものは、シミになる可能性があるためご注意ください。
さらにダイソーには、よりアルカリ性の強い過炭酸ナトリウムも販売されています。
6. 「ペットボトルクリーナー」

ペットボトルにつけて溝や隙間を掃除するこの商品、筆者はここ数年使用していますが、購入するときには注意が必要です。
ペットボトルの水を使って掃除するため窓のサッシにはうってつけではあるのですが、ダイソーの商品には、水を出す栓の開閉ができる商品とできないものがあります。
今回筆者が購入したものは開閉ができないもので、先端を下に向けると水が常時ボトボト落ちてくる状態でした。

窓のサッシに使うには、周囲をベタベタにする可能性があり、使用場所を選びます。
また掃除に使う先端部分が不織布、ブラシ、スポンジなど複数販売されていますが、場所にピッタリする商品を見極めるのがなかなか難しいです。
例えば、ブラシは先端が硬く隅っこのゴミがとりにくかったり、スポンジは溝にうまくフィットしないことがあります。
場所に応じて大きさや長さなどサイズだけでなく、素材の柔軟性や硬さが使用箇所にマッチするかしっかり検討することをおすすめします。
さいごに
汚れがラクにキレイに落ちると、掃除は楽しくなります。100均グッズに助けを借りて、今年の汚れは今年のうちに、すっきり落としてくださいね。(執筆者:吉田 りょう)