目次
キャッシュレス決済
どのような決済方法を想像するでしょうか?
・ Suica(スイカ)
・ Edy(エディ)
・ Apple Pay(アップルペイ)
によるスマートフォン決済など、さまざまな決済方法を思いつくのではないでしょうか。
キャッシュレス決済は現金を持たなくていいので、会計スピードが早くなったり、ポイント還元があるなどのメリットがあります。
今はたくさんの決済サービスがあり、どのサービスが自分に合っているのか迷います。
キャッシュレス決済の種類ごとの特徴を紹介していきますので、ご自分に合った決済サービスを探すときの参考になればと思います。

キャッシュレス決済の種類は3つに分けられる
キャッシュレス決済はさまざまなサービスがありますが、支払い方式によって3つに分けることができます。
1. 前払い方式
「プリペイド」とも呼ばれており、「プリペイドカード」と言えば身近に感じるのではないでしょうか。
事前に入金しておかないと支払いには利用できません。
身近なプリペイドカードは「iTunesギフトカード」や「Google Playカード」になり、これらはコンビニでも見かけます。

プリペイド式の電子マネーといえば、「Suica(スイカ)」「WAON(ワオン)」「Edy(エディ)」などが挙げられます。



前払い方式のメリットは利用する金額だけチャージできるので、使いすぎることがなく、お金の管理がしやすいことが挙げられます。
もし盗難にあった場合もクレジットカードと違い、チャージした金額しか利用できないので、被害が最小限にすみます。
チャージが面倒になることがありますが、クレジットカードと連携させると、残高不足の場合にオートチャージができる機能があります。
デメリットとしては、一度チャージしたお金は払い戻しができないことです。
プリペイド式のサービスは種類も多く、しばらく利用していないプリペイドカードが財布に眠ったままの人もいるのではないでしょうか。
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2. 後払い方式
「ポストペイ」とも呼ばれ、身近な決済サービスはクレジットカードになり、1か月分の利用額を毎月決められた期日に、まとめて支払う方式です。
「iD(アイディ)」、「QUICPAY(クイックペイ)」は後払いのポストペイ型電子マネーです。


これらはクレジットカード代金と一緒に請求されるので、SuicaやEdyのようにチャージを行う必要がありません。
スマートフォンにこれらの情報を登録しておけば、スマートフォンだけ持っていれば、お店で決済可能です。
クレジットカードのように暗証番号を入力したり、サインを書く必要もありません。
ポストペイ型のキャッシュレス決済は、クレジットカードの審査に通る必要があります。
もし審査に通らない場合はサービスを利用することができないことがデメリットとして挙げられます。
チャージを行う必要がないため、利用しすぎてしまうこともデメリットになるでしょう。
3. 即時支払い方式
「デビットカード」が主な決済サービスになり、「リアルタイムペイメント」とも呼ばれます。
デビットカードで決済を行うと、登録してある銀行口座の残高からすぐに支払われる仕組みです。
2019年2月にサービス開始予定の「ゆうちょPay」もこの即時支払い方式になり、ゆうちょ銀行口座を保有しているユーザーがQRコードを読み取ると、利用した金額がリアルタイムで引き落とされます。

メリットとしては、支払った金額がすぐに銀行口座に反映され、口座に入ってる金額以上は利用できないためお金の使いすぎを防げます。
また、デビットカードはクレジットカードの審査に落ちた人でも銀行口座を作成すれば、誰でも発行することが可能です。
※一部審査が必要なデビットカードがあります。
デメリットをあげるとすれば、利用できる店舗が限られていることでしょう。
これはQRコード決済でも同じように言えます。
デビットカードの普及があまり進んでいないことが、日本のキャッシュレス化が遅れている原因とも言えるでしょう。
キャッシュレス決済デビューへ…
キャッシュレス決済が利用できる店舗はまだ限られていて、現金支払いのみの店舗もまだまだ多いのが現状です。
しかし、2019年10月に消費税が10%に引き上げになることに合わせて、キャッシュレス決済を利用した際に2%のポイント還元を行う政策を政府が検討しています。
今後も新しい決済サービスが登場するでしょうし、キャッシュレス決済がより身近なものになっていくでしょう。
この機会に自分に合ったキャッシュレス決済の利用を始めてみてはいかがでしょうか。(執筆者:野本 一貴)