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完全な現金派のあなた
「現金派なのでクレジットカードは作らない」
このように考えてクレジットカードを持たない人は少なくありません。
確かに、クレジットカードを持たない現金のみでの生活も、今の日本ではそれほど不便を感じないかもしれません。
でも、クレジットカードを持っていないと困ることもあります。完全な現金派は注意が必要です。

1. レンタカーを借りるならクレジットカードが必要
レンタカーを借りようとする場合、多くのレンタカー会社では、クレジットカードでの支払いが求められます。
レンタカーの利用代金は数千円から数万円程度ですが、貸し出す車両は数十万から数百万と高額なものです。
そして、レンタカー会社は顧客の信用力を気にします。
顧客がクレジットカードを持っているということは、貸し手から見れば信用があると評価します。
そのため、もし借り手が現金での支払いを希望する場合、運転免許証の他に追加の本人確認書類が求められるケースも増えています。
また、現金払いの場合は、貸し出される車種が限られるレンタカー会社もあります。
現金ではグレードの高い車種を借りられない可能性もあります。
「マイカーしか乗らない」と決めていれば問題ありませんが、今後レンタカーを借りるケースが少しでも想定されるのであれば、クレジットカードを保有しておくのが無難でしょう。

2. 格安SIMが契約できないことも
「格安SIM」の契約も、大半はクレジットカードでの支払いが求められます。
スマートフォンの料金を節約するための1つとして、よく提案されるのが「格安SIM」への乗り換えです。
格安SIMへの乗り換えは、店舗でのサポートが受けにくいなどのデメリットもありますが、通信費の削減効果は絶大です。
クレジットカードを使わない方が、家計を管理しやすく節約できると考える人もいます。
しかし、クレジットカードを持たないことで、節約の手段である「格安SIM」が使えないのであれば、本末転倒ではないでしょうか。
3. 現金利用不可! 完全キャッシュレス店も

現金が使えない店舗も増えはじめました。
大手飲食店が完全キャッシュレスの店舗を試験導入している例もあります。
そのような店舗では、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済で支払います。
完全キャッシュレス化は、店舗側にもメリットが多いものです。
現金を扱わなければ、売上を銀行に入金する手間が省けますし、現金が強盗に狙われるリスクもなくなります。
また、お釣りを用意する必要もなくなります。
今後、日本でも急速にキャッシュレス化が進むでしょう。
完全現金派の皆様、レンタカーや格安SIMなどを滞りなく使うためにも、キャッシュレス化の第一歩としても、クレジットカードを1枚は持っておいた方がいいのではないでしょうか。(執筆者:潮見 孝幸)
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