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温かい飲み物が恋しい季節

手足やおなかの冷えが気になるという方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが「マサラチャイ」です。
インドなどでよく飲まれるミルクティーですが、しょうがや複数のスパイスが入っているため、体を内側から温めてくれます。
筆者は3年ほど夫の駐在に帯同しインドに住んでいました。
インドに滞在しているときは、買ったり自分で作ったりして、よくチャイを飲んでいたものです。
今回はダイソーで購入した100円ショップのアイテムを使って、「マサラチャイ」作りにチャレンジしてみました。
簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。
マサラチャイを作るために必要なもの
マサラチャイを作るために必要なものは、次の7つです。
牛乳以外は、全て100円ショップのダイソーで手に入りました。
1. 片手鍋 ※150円商品

家にある鍋でかまいませんが、ダイソーでは1~2杯分のチャイ作りにぴったりサイズの片手鍋が150円で購入できます。
2. 茶こし

茶こしは内径が広いタイプだと使いやすいのでおすすめです。
3. 紅茶:ティーバッグ1つ分 / 小さじ3

インドでは、チャイは日本の煎茶のように日常的に飲まれているものです。100円ショップで購入できる庶民派の茶葉でも十分おいしく作れます。

紅茶にはいろいろな種類がありますが、チャイに使うなら渋味の少ないアッサムやセイロンがおすすめです。
4. チューブしょうが:1~4cm

チューブのしょうがだと気軽にチャイが作れます。
個人的にはしょうがをしっかり効かせた方が、インドの味に近くて好みです。
5. ガラムマサラ:小さじ1~2

ガラムマサラはインドのミックススパイスのこと。商品によって入っているスパイスが異なるので、購入時は原材料を確認してみてください。

こちらのS&Bのガラムマサラに入っているのは、クミン・コリアンダー・クローブ・ブラックペッパー・カルダモン・シナモンと、マサラチャイによく使われるスパイスばかりなので使い勝手が良いですよ。
6. 甘味料(砂糖やはちみつ):適量
本場インドのチャイは、日本人が驚くほど甘く作られます。インド滞在時にメイドさんが作ってくれたチャイは、鍋の底に砂糖が残るほど入っていました。
日本では甘さひかえめの方が好まれるようですが、やはり砂糖などで甘さを足した方が、こくがでておいしいです。

ダイソーでは一般的な砂糖も購入できますし、100gほどのミニボトルであればハチミツも手に入ります。

カロリーが気になる方は、エリスリトールなどのカロリーゼロの甘味料を利用するのも良いのではないでしょうか。
7. 牛乳:200ml
牛乳はお好みのものでかまいませんが、脂肪分が多いもので作るとリッチな味になります。
作り方
しょうがやスパイスの量はあくまでも目安なので、お好みの分量で調整してみてください。
1. 水を沸騰させて茶葉を入れる

50ml~100ml程度の少量の湯を沸かし、茶葉(ティーバッグ1つ分 / 小さじ3)を入れます。
濃いめに煮出すため、ティーバッグを使うときは袋を開けて茶葉を取り出して入れてください。
2. しょうがとガラムマサラを入れる

しょうが(1~4cm)を入れ、

さらにガラムマサラ(小さじ1~2)も加え、1~2分ほど煮ます。
スパイスの味をより強く残したい場合は、ガラムマサラは次の牛乳を入れるタイミングで入れてみてください。
3. 牛乳を入れる

牛乳(200ml)を加え、沸騰直前で止めます。沸騰直前で止めた方が、牛乳の風味が残って日本人好みの味に仕上がります。
よりインドらしいチャイが好みであれば、牛乳を加えたあと一度沸騰させて、弱火で2分ほど煮てくださいね。
4. 甘味料を入れる

砂糖やはちみつを入れて軽く混ぜます。
5. 茶こしでこす

茶こしでこしながらコップに入れれば完成です。

おいしいチャイができました!仕上げにシナモンシュガーをふるのもおすすめです。
簡単手作りマサラチャイで体の中からポカポカ
マサラチャイに使われるスパイスは、体を温める効果があるといわれているものを多く含みます。
熱々のチャイを飲むと、おなかも指先も温まります。
ぜひ100円ショップのアイテムを活用して、気軽にチャイ作りを楽しんでください。(執筆者:AFP、2級FP技能士 青海 光)