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知識がないと投資はムリ?

投資を始めてみたいけど専門的な知識が必要になるから、なかなか始めることができない。
初心者の人ほど、投資は難しいというイメージを持ちます。
この記事では投資をやったことがない初心者でも、最低限の勉強や準備で始められる投資商品を紹介していきます。
1. ソーシャルレンディング

クラウドファンディングというサービスは聞いたことがあると思います。
ソーシャルレンディングは「融資型」のクラウドファンディングになり、企業と投資家をつないでくれるサービスです。
・ 最低投資額が1万円からできます
・ FXのようなチャートを見る必要がありません
利回り(投資した資金に対する利益率)が平均8%と高いことも特徴のひとつです。
専用のサイトで口座を開設して、投資したい案件を決めれば、すぐに投資を始められます。
実際に私も投資を行っていますが、1度投資を始めてしまうと、何もしなくていいので非常にラクです。
投資に対する余計なストレスを感じないので、投資を初めて行う人にはおすすめの商品です。
2. NISA・つみたてNISA

NISA(少額投資非課税制度)は毎年120万円までの投資であれば、5年の間、発生した利益に税金がかからない制度になり、最大で600万円の投資ができます。
通常であれば、20.315%の税金がかかってしまうので非常にお得です。
対象となる金融商品は以下のとおりです。
・投資信託
・国内株、外国株
・国内ETF、海外ETF
・国内REIT、海外REIT
・ETN(上場投資証券)
・ワラント債(新株予約付き社債)
このように幅広い金融商品から投資先を選べます。
一方のつみたてNISAは、毎年40万円までの投資になり、20年の間、利益に税金がかかりません。
最大で800万円の投資が可能で、金融庁が厳選した長期・積立・分散に適した投資信託、ETF(上場している投資信託)が対象です。
私はつみたてNISAの制度を利用して、投資信託を購入しています。
毎月、決まった金額を自動で投資できるシステムを利用しているので、ソーシャルレンディングと同じようにほったらかしの状態です。
投資を行っている感覚もないので、初心者にかかわらず、短期トレードで失敗した人や長期投資を行ってみたい人におすすめします。
注意点
・ NISA、つみたてNISAのどちらか一方の制度を選ばなければいけない
・ 税金がかからない非課税枠を次の年に繰り越せない
3. iDeCo

個人型確定拠出年金と呼ばれます。60歳までの間、毎月一定金額を掛け金として、投資信託、定期預金、保険などの金融商品を自分で選択して運用できるという制度です。
20歳以上60歳未満の人であれば誰でも始められます。
※国民年金保険料未納の人は加入はできません。
月額5,000円から始めることができますが、上限金額は職業によって決められていて、下記のとおりです。
・会社員(企業年金あり)→月額1万2,000円・2万円(※企業年金の種類によって異なる)
・会社員(企業年金なし)、専業主婦→月額2万3,000円
・自営業→月額6万8,000円
iDeCoのメリットは「税金が安くなる」ということが挙げられます。
掛け金の全額が所得控除になり、確定申告や年末調整を行えば収めた税金が戻ってきますので、非常にお得な制度です。
しかも、運用している金融商品の成績にかかわらず戻ってきます。
注意点
・ 60歳まで預けたお金を引き出せない
・ 途中解約はできない
余裕資金がある場合でしか始められません。
眠っているお金には働いてもらう
今の時代、銀行にお金を預けてもほんの少ししか増えません。
紹介した投資商品は難しい用語を覚えたりせずに、少額から始められる上にリスクも低いです。
銀行に眠らせたままのお金があるなら、この機会に投資にチャレンジしてみませんか。(執筆者:野本 一貴)