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「ワークマン」といえば、全国展開の作業服専門店
作業着や安全靴などのイメージが強く「現場で働く男性向け」という印象でした。
その「ワークマン」が2018年9月5日に「ららぽーと立川立飛店」に高機能ウエアの新業態店「WORKMAN Plus」1号店を展開。
機能的なうえにリーズナブルで、おしゃれであると話題になりました。

日経トレンディの2019年ヒット予測第1位も獲得したそうですよ。防寒着に1着いかがですか?
「WORKMAN Plus」は何がすごいか

「WORKMAN Plus」はアウトドア・スポーツ・レインウエアの専門店。
まず商品開発への思いとして
と、掲げられています。
そしてそのコンセプト通りに期待を裏切らない、いやむしろ期待を超えてくるクオリティで商品がでています。
商品自体は以前から開発・販売されていたのですが、「WORKMAN Plus」として店舗を構えたことで今までの「ワークマン」のイメージを覆し、新しい層にも人気がでました。
高機能なのに価格はアウトドアブランドやスポーツブランドの30~50%ほどOFF。
例えば2017年モデルの「Field Core STRETCHブルゾン」(税込み2,900円)は10万着を売り上げたそうです。
筆者が行ったのは地元の「ワークマン」でしたが、
「すぐに品薄になるので見つけたときに買っておかれるのがいいですよ」
と、おすすめされました。
店舗としての「WORKMAN Plus」は東京・神奈川・埼玉にそれぞれ1店舗の3店舗のみ。
でも商品は、全国800店以上のワークマンやネットでも購入可能です。
基本的に男性向けですが、レディースのレインウエアなどもカラフルなものがそろっています。
シーンに応じてバラエティ豊かなラインアップ
「WORKMAN Plus」の主力商品は以下の3シリーズ。
風に負けないField Core (フィールドコア)
テフロン加工で撥水・防汚に優れたものや、約155gの軽量レインジャケットなど、薄くて軽量なのに冷たい風を通さず防寒性抜群。
動きを追求したFind-Out(ファインドアウト)
動きやすくスポーティなデザインなのでウォーキングやトレーニングウエアとして人気です。
中には洗濯を50回繰り返しても水をはじく、耐久撥水素材のものも。価格と機能に応じていろいろ選べます。
雨に強いAEGIS(イージス)
「防水機能ならコレ」とライダーやウィンタースポーツなどのアウトドア派が愛用するAEGISシリーズ。
カタログには「耐水圧1万mm」と書かれています。
JIS規格によると「耐水圧1万mm」とは、生地上に1cm四方の柱を立て、その中に1万mm(10m)まで水を入れて耐えられることだそうです。
2,000mm で中くらいの雨
1万mm で大雨
2万mm は嵐
スキーウエアなら1万mm以上は必要だそうです。
普段着なのにスキーウエア並みの防水性です。
実際に購入して勝手に撥水性を調査!

昨年10万着を売り上げたという「Field Core STRETCHブルゾン」シリーズがどうしても気になって購入してみました。
伸縮率が130%で大きく伸びるので、腕を上げたりかがんだりするのがラク。重さはなんと約500g。めっちゃ軽いです。
そして「500mlのペットボトルが2本も入る大型ムービングポケット付き」とあるのですが、ペットボトル2本は入れないかな。がっしり大きめの手袋などには便利ですね。
「風に負けない」シリーズですが、「撥水」とあるので霧吹きで水をかけてみました。
霧吹き5回

まずは恐る恐るといった感じで5回噴霧。
全然、問題になりません。
霧吹き10回

さっきよりは濡れた感じがしますが、まだまだ問題になりません。
霧吹き30回

あんまり濡れていないかなと思ったので一気に20回プラス!
水滴が玉になっているのが見えますか?
霧吹き50回

さすがに濡れてきた感じはしますが、内側まではしみていませんでした。
結果、小雨なら傘なしで少しの距離なら歩けそう。
濡れても雨をはらったりすぐにふいたりすれば十分そのまま着ていられます。
ただ大雨ならやっぱり傘はほしいです。レインウエアと兼ねられるほどではなさそうです。
直感的にデザインで選ぶもよし、機能重視で選ぶもよし。
この冬のアウター選びの1選択肢にいかがでしょうか。(執筆者:那波 りよ)