今年も残す所残りわずかとなりました。
と意気込んでいる人は多いのか少ないのかわかりませんが、
あなたの家計や将来のお金をきちんと残すための材料となる「ツール」や「サイト」をご紹介します。
パターン別に4つ見ていきたいと思います。
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目次
1. 家計を見直したい方
「生活費.com」( https://seikatsuhi.com )というサイトです。
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このサイトでは、
をシミュレーションできます。
家計簿をつけたり、1つ1つ計算したりですと、漏れや抜けが発生してしまうことも多く、それよりも何よりも大変です。
一度お試しください。
一番使われている家計簿アプリ「マネーフォワード」もオススメです↓
2. 源泉徴収票をもらって、税金多いな…と思う方
「税金計算機」というサイトです。
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こちらは、単純に、どの項目において数字が増えると、税金がいくらになるのか?というのがわかるサイトです。 入力してみて、「源泉徴収票」の一番新しいものと比較して見ると、あなたが「どれだけ手取りを増やせるのか?」がわかります。
どうやってやったらいいのか、わからないかもしれませんので、少し補足します。
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「給与収入」
来年の予測年収(手取りでなく、いわゆる額面)を入力しましょう。
わからない場合は、昨年の年収を入れておくと良いでしょう。
黄色で塗りつぶされている「給与収入」に入力する金額は、上の「源泉徴収票」の赤で囲んでいる箇所「支払い金額」を入力すればOKです。
(給与所得控除などは、自動で計算してくれます。)
「社会保険料控除」
青で囲んでいる箇所の数字を入力しましょう。
年収にもよりますが、多くの方は、大体年収の15%くらいの数字がここに入るはずです。
「その他控除」
実はここが問題の箇所です。
給与収入と社会保険料控除と「その他控除」(正しい名称ではない)以外は選択したりしながら自動計算してくれますが、ここは自動でなく、自分で入力する必要があります。
ここに何が入るのか?といいますと
「小規模企業共済等掛金控除」というものがほとんどだと思います。
これは何かといいますと
「小規模企業共済」(事業主向け)
「セーフティ共済」(個人事業主向け)
ですので、会社員の方は、確定拠出年金が入ります。
一般的なサラリーマンの方ですと、月々2万3,000円(年間27万6,000円)まで積み立てられ、積み立てたお金は節税になります。
公務員の方は1万2,000円、個人事業主は6万8,000円など。
詳しくは、厚生労働省の確定拠出年金制度の概要をご覧ください。
「仮に27万6,000円積み立てるとしたら、どれくらい節税になるのか?」などを試算してみましょう。
以前の記事で、メリット・デメリットを詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
3. 住宅ローンの試算をしたい方
住宅購入を検討していて、住宅ローンの試算をしたい方は、「ke!san(生活や実務に役立つ計算サイト)」をご覧ください。
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このサイトでは、お金だけでなくいろんな計算ができるのですが、住宅ローンを自分の指定した条件で計算すれば、「返済計画」まで立てられるツワモノです。
「頭金をいくら入れたらいいのか?」などの試算も容易にできますので、ぜひ活用してみてください。
すまい給付金等シミュレーション
住宅ローンや住宅購入をしようとしている方なら、ご存じかもしれませんが、国土交通省の「すまい給付金のシミュレーション」のサイトです。
すまい給付金のシミュレーションができますので、「どれくらい得するのか?」など確認するために是非活用下さい。
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4. 自分でライフプランを表を作成したい方
ライフプラン表作成ソフトです。
「Financial Teacher System」という無料ソフトはFP業の方がよく使っておりますが、説明もついているので、簡単に自分でも作成できます。
このサイトを活用することで、あなたの今と将来の不安解決の材料が全てそろいます。
・ 生命保険
・ 投資
・ キャッシュフロー表
まで、全部で40ページほどのPDF文書が作成できます。
このソフトの優れている点は、「教育費」や「物価」の上昇率を指定できる点や、「臨時収入・臨時支出」、「定期収入・定期支出」などを入力できる点で、よりリアルに将来の生活設計をイメージできるところにあります。
生命保険の必要保障額の試算についても、保険屋さんがやってくれるものと比べても、色んなパターンを想定して、よりリアルに、自分で納得できるライフプランを創造できるのではないでしょうか?
・ 詳しい解決策などをどう読み取る
・ 節税や手取りを多くする受取り方などのいわゆる「スキル」的なところ
は、ここには記載されませんのでご注意ください。
私もこのソフトを活用してもう3年位になりますが、日々進化しています。
活用法など、また別途解説していきたいと思いますので、楽しみにしていてください。
2019年がもっと幸せな1年になるよう、少しでもお役に立てれば幸いです。(執筆者:阿久津 和宏)