買ったらそのまま電気プラグをコンセントに差し込めば、すぐに使える電気暖房器具は、空気も汚さないし、気軽に使用できるメリットがあります。
そこで、今回はホームセンターのカインズホームで購入できる電気暖房器具の中から、利用目的別におすすめのアイテムをご紹介します。
電気代も考慮しつつ、使う場所に最も適した電気暖房器具をチョイスしていきましょう。
目次
カインズホームで販売されている電気暖房器具の種類
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まず、最初にカインズホームで販売されている電気暖房器具の種類についてご紹介しましょう。
カインズホームでは大きく分けると3種類の電気暖房器具が販売されています。
具体的には
2. オイルヒーター
3. セラミックヒーター
です。
この3つの電気暖房器具には、それぞれメリット・デメリットがあるので利用目的に応じて上手に選んでいきたいものです。
まずそれぞれの電気暖房器具のメリット・デメリットを挙げていきましょう。
1. 電気ストーブ
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メリット
・暖めたい所をピンポイントでしっかり暖めることができる
・商品によっては同時に加湿できるタイプもある
デメリット
・そばにモノを置いておくと火事になる危険性がある
2. オイルヒーター
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メリット
・火事などの危険性がなく、上に洗濯物を干すこともでき安心して使用できる
・部屋が乾燥しにくい
デメリット
・時間をかけて部屋全体を暖めるので速暖性に欠ける
・消費電力が多いので電気代が高くなる
3. セラミックヒーター
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メリット
・速暖性が高くすぐに部屋が暖まりやすい
・火事などの危険性がない
デメリット
・送風ファンがついているため、風量が強くほこりがたちやすい
電気暖房器具を使用場所や目的別に上手に選ぶ方法とは
それでは、この「電気ストーブ」、「オイルヒーター」、「セラミックヒーター」の3つの電気暖房器具は、どのような場所や使用目的に向いているのでしょうか?
電気ストーブはこんなときにおすすめ
電気ストーブは「足元だけ」とか「キッチンを重点的に暖めたい」など、ピンポイントで必要な場所を暖めるのに向いています。
加湿もしたいときは、加湿も同時にできるタイプのものを選ぶといいでしょう。
ただ、近くにモノを置いていると引火の可能性もあるので、その点は十分注意して使用する必要があります。
オイルヒーターはこんなときにおすすめ
オイルヒーターは速暖性に欠けるため、電源を入れてすぐに部屋が暖まるということはありません。
その代わり、空気の自然対流でじんわり部屋全体を暖めてくれるので、一度部屋が暖まると快適に過ごせます。
ただ、オイルヒーターは構造上、電力の変換効率が悪いので電気代が高くなります。
商品によって多少の差は出ますが、1か月あたりの電気代は消費電力が1,200Wのオイルヒーターの場合、1日8時間使用で8,000円前後です。
ですから、電気代より安全性や快適さを重視するという人に向いています。
セラミックヒーターはこんなときにおすすめ
たとえば、脱衣所とかトイレなどすぐにその場を暖めたい場所ってありますよね。
そんなときにセラミックヒーターは最適です。
送風ファンがついていて、スイッチを入れたらすぐに温風が出てきます。
トイレなどは人感センサー付を選べば、トイレに入った途端に自動でスイッチが入るから助かります。
電気代は電気ストーブとほとんど変わりありませんが、長時間使用するなら電気ストーブの方がその場を暖める効果は高いです。
ですから、どこまでも短時間使用目的の場合にのみおすすめします。
電気暖房器具を賢く選ぼう
今回は電気暖房器具の種類とその上手な選び方についてご紹介してきました。
どのタイプもカインズホームのネットショッピングサイトで購入可能なので、自分のニーズに合うタイプの電気暖房器具を探してみましょう。
電気暖房器具を賢く選んで使うことで、快適な冬が過ごせるはずです。(執筆者:桜田 園子)