最近TVで盛んに宣伝されているアメックス、その中でもよく目にするのが「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」(アメックス・プラチナ)です。
アメックス・プラチナはインビテーション(招待)制のカードなので、「CMしても意味がないんじゃ?」と思いがちですが、最近では事情が変わってきているようです。
今回は、ステータスと実用性を兼ね備えたアメックス・プラチナ、最近の変更点を紹介します。
目次
アメックス・プラチナの概要

アメックス・プラチナの主な変更点
金属製カードの発行を開始

アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード(アメックス・センチュリオン)に次いで、2018年、アメックス・プラチナでも金属製のカードの発行を開始しました。
アメックス・センチュリオンはチタン製なのに対して、アメックス・プラチナはステンレス製です。
ただし、アメックス・センチュリオンのチタンカードにはICチップが搭載されていないのに対して、アメックス・プラチナのステンレスカードにはICチップが搭載されており、厚みやサイズも変わらないので利便性は変わりません。
カードデザインが変更されてスタイリッシュに
アメックス・プラチナは、以下のようにデザインも刷新されました。
・「AMERICAN EXPRESS」のロゴ:白文字→黒文字になって見やすく
・カード番号・カード有効期限:表面→裏面に移動し表面がスッキリ
旧券面と新券面を比較すると、新券面の方がスッキリかつスタイリッシュです。
ポイントアッププログラム「メンバーシップ・リワード・プラス」を無料で利用可能
アメックス・プラチナを100円利用すると、1ポイントの「メンバーシップ・リワード」が貯まります。
加えて、対象加盟店及び海外での利用で100円=3ポイント貯まる「メンバーシップ・リワード・プラス」というポイントアッププログラムが登場し、通常は3160円の年会費がかかるところ、アメックス・プラチナ会員は年会費なしで利用できます。

Yahoo!やiTunes、JALやH.I.S、アメリカン・エキスプレス・トラベルのほか、Amazon.co.jpも対象加盟店となっており、使い勝手は抜群です。
さらに、貯まったポイントを航空会社のマイルに移行する際のレートがアップするので、マイラーには見逃せません。
インビテーションなしでも「突撃」が可能に
アメックス・プラチナはインビテーション制で、基本的にアメックス・グリーンやアメックス・ゴールドが利用実績を積み上げて、アメックスからのインビテーションを待つシステムには変わりありません。
しかし、2018年にアメックス・プラチナを入手するための間口が拡大し、「突撃」(インビテーションがないのにインビテーション制のカードに申し込むこと)も可能となりました。
・提携金融機関(みずほ銀行など)経由
・対面営業
・専門の問い合わせ窓口経由
中でも注目が「専門の問い合わせ経由」で、0120-022-222(土日祝日休)の専門の問い合わせ窓口に電話して申し込むことができます。
突撃してみる価値はある
アメックス・プラチナは、ホテルや空港などのトラベルシーンはもちろん、ダイニングでのサービスや補償なども充実しており、一部店舗や海外ではポイント還元率が3%にアップ、それでいてステータスの高さは言うまでもありません。
カードの素材やデザインが変更されて、カード自体が非常に魅力的となったアメックス・プラチナは、「突撃」も可能となりました。
突撃が成功するかは分かりませんが、アメックスを持っていない人にはやってみる価値がありそうです。(執筆者:角野 達仁)