進学や新学年が始まるシーズンに合わせて、新しい習い事や塾に通うことを検討しているご家庭も多いのではないでしょうか。
習い事は子どもがさまざまな分野に興味を持ち、さらに才能を大きく引き出す絶好の場です。
しかし、習い事や塾には、思った以上のお金がかかることがあります。
「子どものためなら」と思う気持ちが先走り、
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目次
学費以外にかかる子どもの教育費の現実
習い事や塾は、学校のカリキュラムだけでは見過ごしてしまう子どもの才能や可能性を引き出します。
通うためには、分野や内容によっては学費以上に費用がかかる場合があります。
入会金や月謝はもちろん、必要な教材や道具の購入、遠征や発表会の参加費、長期休みの講習代や模擬試験の受験などの費用が別途必要となってきます。
毎月の月謝額に目が行きがちですが、月謝以外にどんな費用が必要なのか現実的な出費をしっかり把握することが大切です。
月謝以外にかかる費用こそ、家計の思わぬ落とし穴だったりもします。
学費とのバランスを考慮しながら、まずは習い事や塾に通わせることができる予算範囲を検討してみましょう。
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教育費の予算目安は家計のどのくらい?
教育費は、子どもの成長とともに増えていきます。
高校までにかかる教育費はできる限り家庭の月収内で収めることが大前提になりますが、
一般的に、小学生までは月収の5~10%、中学生で月収の10~15%、そして高校生になるとボーナスを含む年収ベースでの15%~が目安といわれています。
家計に組み込む学費、習い事費、塾費を含む教育費の具体的な金額は、家庭所得と子どもの人数によって異なりますが、子どもがある程度自立できるまでは必要となる費用であることはどの家庭でも共通しています。
今後かかる教育費を上手にキープしながら、習い事にかけられるお金をやりくりしてみましょう。
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子どもにも、家計にも無理のない教育費を設定する
子どもが自分から「〇〇を習ってみたい!」と興味を示すと、つい「もしかしたら、この子には才能があるのかもしれない!」と思ってしまいます。
可愛い我が子には学校以外でもさまざまな世界に触れ、いろんな体験をさせてやりたいと思うのが親心。
しかし、子どもが幼い頃から習い事を増やし過ぎると教育費が膨れ上がり、「教育費貧乏」になってしまっては元も子もありません。
時には取捨選択しながら家計の範囲内でどのように伸ばしてあげられるのかを考えるのも、親の大切な役割です。
無料や低価格のお試しレッスンに参加しながら、子どもの可能性や興味、様子を冷静に見極めてみましょう。(執筆者:花見 結衣)