筆者は昨年、53個の100均商品を新しく購入し使いました。
もとより自宅には何度もリピ買いしている、お馴染みさんもあります。
多くの商品を続けて使用してみると、はじめは「これは便利!」と意気込んでいたものの「やっぱりイマイチ…」ということもあります。
しかし予想以上に活躍してくれるものも少なくありません。
よく考えると、それらはアイテムごとに一定の法則があります。
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目次
1. 「収納グッズ」は色を統一、サイズ展開の多い四角いものを
100均には、数多くの収納グッズがそろっています。
色のバリエーションはもちろん、プラスティック製や布製、かご、木箱など素材もさまざまです。
ポイントとなるのは、色です。
素材も同一にできればより統一感がでますが、できるだけ同じ色に合わせておくだけで全体がスッキリ見えます。
後に使用する場所をかえたときも、浮きあがることがないため雑然としたイメージを与えることが少なくなるでしょう。
おすすめは、断然白です。
清潔感があるうえ、他の色との相性がよいため、さし色をアクセントに使えばお部屋のイメージチェンジもたやすくなります。
また、形が丸いものや取っ手のあるものは、場所を選びます。
サイズ展開が豊富な四角いものを選ぶのが、無難です。
2. 「調理用品」は複数の機能があり、洗いやすいこと
調理グッズは、当たりに巡り合うと料理がラクになるうえ、時短できます。
例えば、以前ご紹介した「万能調理スプーン」は1本で・ おろす・ つぶす・ 混ぜる・ 炒めると4役できる優れもの。
お陰様でカレーなどは、ショウガやにんにくをおろし、トマトをつぶし、具材を混ぜ、炒めることがこれ1本で完結します。
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多機能であれば、たとえ購入目的ではなくても他に使い道を考えられるため、損することは少ないでしょう。
しかし、調理用品の購入には気を付けなくてはいけないことがあります。
筆者は、絶対使えるだろうと購入した「千切りできるキッチンバサミ」で、失敗しました。
確かに早くザクザク切れますが、分解できないのでキレイに洗えません。
清潔にできなければ、手は遠のきます。
洗えるかの確認も忘れずにしてください。
3. 「飲食物」は産地や製造元を確認、信頼できる口コミを調査
飲食物は直接体に入れるのですから、より敏感になりますよね。
筆者のお気に入りは、創業1665年の盛田株式会社のかき醤油です。
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小豆島産の本醸造醤油と広島産のかきを使った本格派、150mlの小ぶりサイズですが、家族の少ない我が家にはピッタリサイズです。
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身内から教えてもらったのが始まりですが、ここ数年リピ買い中です。
ダイソーでは、オリジナル商品が数多く販売されており、醤油やポン酢、焼き肉のたれなどは、国内産にこだわっているものがあります。

4. 「掃除用品」は掃除「しにくい」ポイントに合わせたアイテムを
「掃除用具なんて、わざわざ買わなくてもいいんじゃないの?」かつて筆者はそう思っていました。
が、ここ数年大掃除に100均グッズを使うようになって、手間と疲れは激減しました。
とはいえ、必要な物を見極めるのが難しいというのも事実です。
普通の雑巾を買ってもたいしたメリットはありません。
考えるのは、
・ なぜしにくいか
ということです。
例えばテレビやビデオ、パソコンなど、家の中には水拭きできないものがたくさんありますよね。
しかもコードがあったり、細かい溝があったりすることもあります。
そこで使うのが「マイクロファイバーお掃除手袋」です。
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濡らさなくてもマイクロファイバーだから、家電に目立つ埃を舞い上がらせずしっかりキャッチします。
何より手袋ですから、隙間もコードもなでるだけでキレイになります。
他にも高いところや力が入れられない網戸、ブラインドなど「しにくい」ポイントを考えてみましょう。
実はそれが、掃除を手軽にするコツなんです。
近ごろの100均は、なかなか優秀です。
無駄にならないように見極めて、暮らしに上手に取り入れてください。(執筆者:吉田 りょう)