私は約10年程、タイと日本を行き来してきました。
就労ビザとワークパーミット(労働許可証)で住んでいた時期も数年あります。
現在インフレで日本もタイも物価はそれほど変わらないし、リタイアしようとした人も続々と帰国しているという話も聞きます。
日本とタイの物価の差は縮まってきているところもあります。
しかし最近、久々にタイに行ってみるとタイは外国としては快適な国の1つだとあらためて実感しました。
そこで本記事からシリーズものでタイ長期滞在についてご紹介します。
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目次
食事:世界各国の食事を楽しめる
タイは今でも世界的に見て日本人にとって住みやすい国の1つです。
海外の長期滞在で困るのが食事です。
タイ料理はおいしいのですが長く暮らしていると日本食が恋しくなったり、東南アジアの甘辛くスパイスの強い料理ばかり食べて調子が悪くなることもあります。
タイには日本食が食べられるところがたくさんあります。
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大手チェーンでは大戸屋ややよい軒などが進出しています。
コンビニに行けばおにぎりも売っています。
うどんが食べたければ丸亀製麺もあります。
とんかつ屋もあります。
ないものを探す方が難しいでしょう。
チェーン店以外にも日本食のお店が充実していて、日本食が恋しくなっても困りません。
しかも世界各国の料理も日本に比べ安く本格的なものを楽しめます。
例えばバンコクのスクンビットソイ11には西洋料理の店が多数並んでいます。
大手ラグジュアリーホテルの中にも本格フレンチやイタリアンを楽しめるお店が多数入っています。
物価:日本の1/2~1/3で暮らせる?
タイと日本の物価はそれほど変わらないという意見もあります。
しかし最低限の暮らしをするならタイの方が物価は安いのではないでしょうか。
例えばコンビニの500ml程度ペットボトルは約20円位で買えます。
フードコートのタイ料理もチキンライスやグリーンカレーなら100円~200円ぐらいで一食、食べられます。
コンビニのお弁当も200円もかかりません。
タクシーも初乗りで約100円で日本に比べて気軽にタクシーを街中で使えます。
輸入品は高い
スマートフォンなどは日本と同じがそれ以上の値段がすることもあります。
日本食も日本とあまり変わらない値段で提供しているところもあります。
価格差が大きい
地元タイ人向けの商品は日本の1/3~1/2程度ですが、輸入している製品などの値段は日本と変わりません。
タイローカルの暮らしを選択肢に含めれば生活費はだいぶ抑えられます。
住居:プール付き高級コンドミニアムにも住める
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タイならプール・ジム付きの高層コンドミニアムにも安く住めます。
例えば私は日本円で約4万5,000円のコンドミニアムに住んでいました。
日本人の多いスクンビットの中心から2駅のところでも、5万円もかけずにプール付き・ジム付きのコンドミニアム生活が可能でした。
プール付きジム付きでスポーツジムに通う必要もない程、充実した施設でした。
日本よりも同じ家賃かそれ以下で快適な住居に住むことができます。
通信環境・インフラ:しっかりしている
通信環境も充実しています。
日本と同じように通信会社と契約すればスマートフォンも同じように使うことができます。
回線速度も日本に負けていません。
WIFIが用意されているカフェも各地にあるためリモートワークもネット証券での注文なども可能です。
コストパフォーマンスの良い国の1つ
タイの物価は日本と変わらないと言われていますがタイ人向けの商品のローカル価格なら、日本よりも安いです。
日本食も豊富で食事が合わなくても心配ありません。
輸入品など日本と同じような価格のものもありますが、生活費を抑えようと思えば日本よりも抑えられます。
またバンコクでも中心から少し外れるだけで月5万円以下でもプール付きジム付きの高層コンドミニアムに住むこともできます。
確かにタイは物価もあがりましたが、その分、商品・サービスのクウォリティもあがり、コストパフォーマンスの良い生活のしやすい国の1つです。(執筆者:金子 幸嗣)