なぜかお金が貯まらない…と悩む人は多いです。
しかし、悩んでいても原因が分からないままでは対策も取れません。
そこで今回は「貯金ができない人」の特徴をざっと15個まとめてみました。
普段の行動や思考をみなおすきっかけにしてみてください。

目次
「貯金ができない人」の15の特徴

1.支出を把握できていない
収入と同じくらい支出している…とざっくりとした感覚でとらえている人が多いのですが、それでは支出を把握しているとは言えません。
・ 生活費は毎月どれくらいかかっているのか?
きちんと把握できていないことには、収入と支出の割合はわかりません。
2.「とりあえず…」、「なんとなく…」支出が多い
貯金ができない人は、普段、特に意識もせず何気なく使っているお金が多いのが特徴です。
暇つぶしにコンビニ行ってお菓子を買ってしまったり、カフェでコーヒーを飲む習慣があったりと日々の生活で「つい」出費しているものはありませんか?
3.少し高くても「いいもの」が好き
毎月収支が合わずに赤字になっているのであれば、「いいもの」志向の習慣を今すぐ見直しましょう。
これだけ!と決めて、あとはこだわりを捨てることも必要です。
国産、有機野菜などこだわり始めたらきりがありません。
たかが数百円…と侮ってはいけませんよ。
4.月額サービスを使いすぎている
使うのは月に数回なのに、「お得なはず」と思い込んで月額サービスを契約していませんか?
自動引き落としだと余計にお金を使ったという感覚が薄れてしまい、いつのまにか支出している状態になりかねません。
今すぐ、見直しましょう!
5.なんでもまとめ買いしている
まとめ買いすれば数十円お得になるからと、箱買いしているものはありませんか?
個別で買うよりも在庫があるために、消費する量が自然と増えてしまい、結局トータルで見ると、無駄遣いになっていることもあります。
6.ポイントに振り回されている
還元率が高いからとポイントを貯める目的で必要でないものを買ってしまうのは、今すぐやめるべきです。
お金を貯めるには「使わないこと」が原則です。
ポイントをためるべく買い物をしても支出が増えるだけです。
7.ボーナス払いや分割払いで買い物をしている
現金を握りしめて買い物することは少なくなり、クレジットカードでなんでも決済できますが、見えないからこそ、無駄遣いしてしまうリスクは大きくなります。
本当に欲しいものならお金を貯めて買えばいいことです。
ボーナス払いも分割払いも、少し先のお金の前借りということをお忘れなく。
8.貯金用と生活費用の銀行口座が一緒になっている
貯金をするためには、強制的に見えないようにしておくことが大切です。
人というのは弱いものです。
ひとつの口座で管理すると「〇〇円分は貯金」と思ってはいても、ついトータル金額を見て1万円くらい大丈夫だろう…と甘くなってしまいます。
貯金口座を別に作ることで、「ここは手を付けてはいけない!」と自制できますからね。
9.節約法ジプシーになっている
世の中には「節約法」がたくさん出回っていますが、あれやこれやと手を出してはスグにやめてしまっていませんか?
節約は塵も積もれば的にコツコツと習慣化して続けていくことが大切です。
合わない方法を無理して続ける必要はありませんが、結局、何もできていない状態が続くことは避けなくてはいけません。
10.新品じゃないと!という縛りがある
1回しか着ないセレモニー用の洋服や靴などを新品でそろえようとすれば、それなりのお金が必要ですが、今は「リース」「リユース」が主流となってきています。
メルカリなどのフリマアプリやジモティなども視野にいれて、やりくりすることも視野に入れましょう。
11.毎日スーパーに通っている
「特売品だけを!」と思ってスーパーへ出向いても、これも買っておこうと予定外の出費はつきものです。
お店に行かないことよりも、お店に入って何も買わずに出てくることのほうが難しいです。
来店の頻度を半分にするだけでも節約につながるはずです。
12.新しいもの、流行りもの好き
CMで見かけた、ネットで話題になっていたなど、気になるものを買ってしまう人は、まず「購入回数を絞る」ことを念頭に置きましょう。
「何が何でもこれが欲しい!」と思ったものだけを買うようにしてみてはいかがですか。
13.自分へのご褒美が好き
今日だけ、今回だけ、と自分へのご褒美としてスイーツ等を買うのを否定はしませんが、その頻度について考えたことはありますか?
月に複数回もあれば「特別なこと」ではなく、欲しいものを買うための言い訳でしかありません。
14.タイムセール、セール品に弱い
以前から欲しかったものがセール品となっているならば「買い」ではありますが、殆どの場合は、それほど欲しいと思っていなかったけれど「お得」だと感じて買うことがほとんどです。
安いから買いだ!と購入したものに限って、値札が付いたまま使っていないなど、無駄な出品になっている可能性大です。
15. 収入が少なすぎる
日本のサラリーマンの平均年収は約400万円です。
それよりもはるかに少ない場合は、生活費でほとんど消えてしまうので当たり前ですが貯蓄が難しくなります。
パートを増やすなど収入を増やすことも視野に入れてみましょう。
しかし、年収が高くても、住宅ローンや車などにお金を必要以上に使ってしまうと貯蓄はできません。
平均的な年収があるにもかかわらず貯蓄できていない場合は、上記に挙げた項目など他の要因を考える必要があります。
自分の行動を客観的に見つめることが大切

貯金ができない原因を知るためには、まずは普段の自分の行動を客観的に見つめることが大切です。
これまで気づいていなかった行動や思考の癖を改めることで貯金体質に近づけます。
「私なんか…」とあきらめず、前向きに頑張っていきましょう。(執筆者:橋 正子)