家計を節約するには、食費の削減が一番手っ取り早いです。
そのためには、スーパーでいかにお得な買い物をするかが重要になります。
チラシをチェックして購入している人が多いかと思いますが、実はそれ以外にも、お得な商品を購入するコツがあるんです。
ここでは、スーパーで買うべきお得な商品の見抜き方についてご紹介いたします。

目次
お得な商品を見抜く「4つの方法」
スーパーでお得な商品をゲットするには、チラシの見方やメルマガ、陳列など、スーパーの特徴や策略を把握することが大切です。
1. チラシは「Zの法則」でお得が判別できる

スーパーが配信しているチラシは、商品をただ並べて掲載しているわけではありません。
お得な目玉商品は、Zの位置に乗っている場合が多いんです。
これは、人が物を読むときの視線がアルファベットのZのようになっていることから、できるだけ目に留まりやすいところにお得な商品を掲載するようにしています。
2. メルマガで回ってくる商品はお得度が高い

チラシのほか、スーパーによってはメルマガでお得な商品情報を配信している場合があります。
メルマガには、急きょ行われる安売りやタイムセール情報が届けられる場合があるので、登録しておくメリットは大きいです。
筆者も行きつけのスーパーや八百屋さんのメルマガを登録していますが、チラシに載っていないお買い得な商品情報が届くことがあるので、重宝しています。
3. 数量限定品、タイムセール品は一番お得

お買い得商品の中でも、「100個限定」や「開店から30分間のタイムセール」などは、薄利多売ではなく「売れすぎは困るほど安い」ことが多いため、一番お買い得な商品と言えます。
個数限定ではなく、「おひとりさま1つまで」など、個数が限定されている商品もお得度が高いですが、販売数や販売時間が限られている商品はよりねらい目です。
4. 激安商品の多い「島陳列」は要チェック

スーパーへ行くと、ところどころに、商品棚に並べられていない段ボールに入ったまま売られている商品があります。
これらは「島陳列」と言い、入荷したての激安商品が多い傾向があります。
商品を大量に仕入れることで1個あたりの単価を下げることができるため、箱のまま並べられていることが多いです。
島陳列は、店内に入ってすぐの入口付近や、買い物中目に留まりやすい通路に置かれることが多い傾向があります。
そのため、買い物中、島陳列がところどころにあると、カートが通りづらく邪魔に感じてしまうこともあるでしょう。
ですが、お得な商品が埋もれている可能性もあるので、見切り品を見るような気持ちでチェックしてみましょう。
お得に見えて失敗しやすい商品はコレだ!
一見お買い得に見えても、実は案外安くないものもあるんです。
「超特価」に要注意
商品棚を見ると、「超特価」という言葉がついている商品がありますよね。
実はコレ、何にでも使える万能な売り文句なので、必ずしもお得とは限らないんです。
とくに「超特価」と書かれている商品は、1年中、超特価で販売されていたりもします…。
実際、筆者がよく行くスーパーやドラッグストアでは、いつ行っても超特価と記載されているものがありました。
超特価と書かれていると、つい「お得なんだ!」と感じてしまいますが、定価より高い場合もあるので注意しましょう。
派手なポップに騙されない

スーパーへ行くと、ポップに気合いが入っている商品もちらほら目に留まりますよね。
ポップの狙いは、そこなんです。
「お客様の目に留まるよう関心をひき、魅力を感じさせて購入してもらう」ことが、ポップの策略です。
そのため、お店側が儲かる商品や買ってもらいたい商品に派手なポップをつけて、購入意欲を刺激していることが多く、商品自体はさほどお得ではないケースが少なくありません。
お買い得情報のアンテナを張ってください!
ここでご紹介した方法を実践すれば、よりお得に買い物ができるようになります。
最近では、チラシ、メルマガに加えてLINEと、3つの方法でお得情報を配信しているスーパーもあるので、すべて駆使し、お買い得情報のアンテナを張っておきましょう。(執筆者:三木 千奈)