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文房具大好き、筆記用具マニアの筆者
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筆者は、文房具をいろいろと試し買いするのが大好きで、大手メーカーはもちろん「無印良品」のペンをたくさん購入しています。
無印良品の「詰め替えるペン」がリニューアルされました。
以前から販売されている商品ですが、
・ リニューアルされた点
・ 書き心地
・ 気になる点
などを検証してみたので、紹介します。
長年、替芯なしを使っていた筆者
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私は、替え芯なしタイプのゲルインキボールペンで0.5mmタイプを愛用していいます。
インクタイプは「ゲルインク」と「さらさら描けるゲルインキボールペン」の2パターンあり、太さは0.38mm・0.5mm・0.7mmの3種類あります。
使いやすいのは0.38mmと0.5mmで、色数も多く、0.7mmは色数が減ります。
替え芯なしタイプは、ケース本体が透明で、色と太さがふた上部に書かれているので、間違えにくいです。
しかし、インクがなくなってしまうと、本体ごと捨てるしかありません。
替え芯タイプは、
・ ケースを選べる
・ 別の色や太さに替えられる
替え芯シリーズは、どのタイプでも本体30円、替え芯は太さ関係なしで一律60円です。
コスパ最高「無印良品」のゲルインクボールペン
ボールペンといっても、水性・油性に分かれるのですが、ゲルインクは書き心地は水性のようになめらかで、油性がもつ「耐水性」の要素もあるので、人気が高いです。
ゲルインクはインクの減りが早く、買い換える回数が多いので、安く手に入る「無印良品」の商品が重宝します。
まれに、使い込んでいると、本体と芯のがたつきは出るのですが、使用にはそれほど支障を感じたことはありません。
「さらさら描けるゲルインキボールペン」タイプも登場しています。
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紙とのひっかかる感覚は少ないのですが、個人の好みはあるので、店頭にあるサンプルで試してください。
「さらさら描けるゲルインキボールペン」はゼブラ社の「サラサ」、「ゲルインク」は三菱鉛筆の「シグノ」に書き心地が似ています。
大手メーカーより、若干安めに手に入り、色が豊富なので人気です。
ゲルインクの残念なところは、たまに書いたところに手が触れてしまうと、インクが手について、文字がこすれてしまうという点です。
本体と替え芯を早速検証してみました!
本体はキャップタイプ3種類、替え芯は0.38mmと0.5mmで試しました。
あいにく0.7mmは店頭になく、「さらさら描けるゲルインキボールペン」と「ゲルタイプ」も両タイプで試しています。
ゲルインキボールペン キャップ式
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キャップ式の本体は黒・白・透明の3種類で、透明タイプは中身が見えるので、色がわかります。
書き心地は、替え芯なしタイプと大きな違いはありません。
持ってみた太さは、替え芯なしを使い込んでいる筆者には、やや太めだと感じました。
さらさら描けるゲルインキボールペン ノック式
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書きやすさで気になる点はありませんでした。
ノック部分は、大手文具メーカーよりバネの力が弱いと感じました。
バネの力が弱すぎて、筆箱やポケットを汚さないか心配です。
大きな欠点1:透明以外の本体は中身の色がわからない
どのタイプも本体が黒・白色は、芯を入れると中の色がわかりにくいです。
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入れた色を覚えておくか、しるしをつけないと色と芯のサイズが外見からは判断できません。
大きな欠点2:旧式タイプと適合性がない
いきなりのリニュアールで、本体を購入してから手持ちの替え芯を入れようとすると、「入らない」という声が出ています。
無印良品の店員さんにも確認をしたところ、本体部分で若干のサイズ変更が行われたため、旧タイプの替え芯との合わないということです。
色数の多さとコスパ面ではよいペン
予告なしの変更で、多数の苦言が出ているのですが、本体と替え芯価格を考えると、大手メーカーより若干安いということと、色数の多さ(0.7mmは少なめ)で、すんなりと買い換え方は多いとのお話でした。
イラスト関係の方で細さ(0.38mm)を愛用している方は多く、書きやすさとコスパ面から考えると、これからも愛用される方はいることでしょう。
インクがなくなり、本体ごと捨てるより30円で新しく使えるので節約になります。
最近は、「マイクロプラスチック問題」もあって、なるべくプラスチックゴミが出ないようにする動きがあります。
プラスチック問題とあわせて考えると、替え芯シリーズは、ずっと続けて欲しい商品です。(執筆者:笹倉 奈緒美)