便利でお得なポイントシステムですが、どうしてもかさばってしまう会員カードがうっとうしいことはありませんか?
たいていのポイントシステムには、スマホアプリも用意されていますが、アプリが増えると今度は探すのが面倒になります。
そこで便利なのが、ポイントカードをまとめてくれるスマホサイフです。
目次
スマホサイフとは?

Tポイントカードを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の「スマホサイフ」は、Tカードをモバイルで利用できると同時に、各店舗のメンバーズカードとしての機能もまとめられるスマホアプリです。
もちろん「財布」ですから、QUICPay(クイックペイ)、楽天Edy、iD(アイディ)といった電子マネーにも対応しています。
スマホサイフは、何もかもをTポイントに移行させるのが狙いのサービスではありません。
すでに登録しているポイントカードやメンバーズカードを、スマホ1台にまとめ、ポイントをためて使うのはもちろん、履歴や有効期限の確認も可能です。
スマホサイフにまとめられるカード
・ マツモトキヨシポイントカード
・ ユナイテッドアローズハウスカード
・ Gapメンバーシップカード
・ モバイルモスカード
・ 一風堂メンバーズカード
・ 日比谷花壇ポイントアップカード
・ Wattsスタンプカード(100円ショップ)
・ その他
スマホサイフ利用者限定! 裏メニューカーニバル
スマホサイフ利用者の楽しみは、Tカードおよび提携先企業によるクーポン配布や期間限定のスタンプラリー、裏メニューカーニバルといったイベントの数々です。
これらは、スマホサイフ利用者しか手に入れられません。
2018年の裏メニューカーニバル
・ Tカードが、当たり過ぎTポイントくじを開催
・ クリスピー・クリーム・ドーナツが、チョコスプリンクルを温めてバニラアイスをトッピング
・ カラオケのシダックスが、タピオカドリンクのタピオカを2倍盛りに
・ マツモトキヨシが、トイレットペーパー一生分のポイント(10万ポイント)をプレゼント
・ その他
2018年の告知ムービーです。
実は、スマホサイフに似たようなポイントおまとめアプリは他にもいくつかあるのですが、店舗によって利用を断られたり、動作不良で起動しなかったりと、不具合も多いようです(2019年2月28日)。
したがって今回は、一番安定したサービスを提供できているスマホサイフだけを紹介しました。
既存のアプリにもポイントおまとめ機能が!
最後に、よく知られている既存のアプリにも、ポイントおまとめ機能が加わっています。
Apple Pay、Google Pay、どちらにもポイントカード管理機能があります。
また、LINEウォレットにも、2018年10月からマイカードという機能が追加されました。

単独のアプリとしてならスマホサイフがおすすめですが、利用先によっては、追加機能の方が使いやすい場合もあるでしょう。
いずれにしても、ポイントカードやメンバーズカードがお財布から消えて、スマホのアプリ一覧も断捨離できそうなのは朗報です。(執筆者:白戸 春)