小学校入学準備はとても大変です。
学校から指示されたもの以外にも、新しい肌着や靴も必要でしょう。
しかし「これだけ準備しておけば大丈夫」と思って入学しても、実際に入学してみると想定外に必要なものが続出します。
今回は、入学してから意外と必要になるものを100円ショップのダイソーで探してきました。
目次
1. ガーゼマスク
小学校に入学すると給食が始まります。白い帽子は学校指定で購入ができますが、ガーゼマスクは各自で用意します。
小学校では、ものを大切に使う観点から、使い捨てではなく「ガーゼマスク」と指定されることが多いのですが、最近のマスクは、ほとんどが不織布で使い捨てになっています。
ガーゼマスクは、ドラッグストアやコンビニを探してもなかなかみつかりません。
先輩ママは、毎年のように新1年生のママから
と質問されます。
探して歩く時間がなく、やむを得ずインターネットで高い送料を払い、1枚100円以上で購入していた人もいます。
ダイソーのガーゼマスクは、大手メーカーのガーゼマスクと比べると、多少ガーゼが固いかもしれません。
しかし子どもは、多少ハリがあってマスクと口の間にすき間ができるほうが好みます。
ダイソーのガーゼマスクは大人サイズですが、洗濯をするとガーゼは縮むため、多少大き目でも問題なく使えるでしょう。
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2. マグネットクリップ大
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学校でもらうプリントの、予定表や行事連絡は冷蔵庫にはっておくことが多いです。
定番の丸いマグネットでペタンとはる方法もありますが、ペタンとはるマグネットはプリント1枚しかおさえられません。
小さなマグネットは、重さに耐えきれず冷蔵庫を開けるたびにボタボタとプリントが落ちます。
ダイソーの「マグネットクリップ(大)」を使うと、プリントが増えて重たくなっても落ちてきません。
1年分の学年だより(12枚)程度ならばしっかりとつかめます。
プリント1枚分の面積に12枚のプリントがおさまるため、子どもの数が多い家庭でもスッキリとまとめることができるでしょう。
3. おくすりケース
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最近はアレルギーの子どもが増えているため、ランドセルに薬を入れて登校する子どももいます。
薬は学校に申請を出し、ジッパー付きの袋に入れて、ランドセルにあるポケットの内側にテープで貼りつけて持たせる人が多いです。
しかし、パンパンのランドセルに長期間入れておくと、徐々に薬の個包装が傷つき、薬が空気に触れてしまいます。
個包装を傷つけず、紛失しないようにするためにはダイソーの「おくすりケース」が便利です。
ダイソーの「おくすりケース」は、ポケット数の種類が豊富です。
毎日飲む薬がある場合は、5つポケットがあるケースが便利です。
ケースに柄がないため、油性マジックで曜日や名前を記入できます。
頓服薬を持っていくならば3ポケットが便利です。
3ポケットには、ボールチェーンがついているため、フックやファスナーにつけておけば紛失も防げます。
おくすりケースは、他店でも安く販売されていますが、多くは外国製でふたが簡単にパカパカと開いてしまいます。
ダイソーの「おくすりケース」は日本製で、ふたはパチンとしまります。
いざというときに「入れ物がない」ということがないように、ひとつ準備しておくと役立ちます。
4. 「日本地図」と「世界地図」
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小学4年生になると、都道府県の位置を学び、47都道府県を漢字で書くようになります。
47都道府県の位置と漢字を一気に覚えることはとても大変です。
小学校入学時点から日本地図に触れておくといいでしょう。
日本地図は、書店で販売していますが、意外と値段が高いです。
さらに書店の地図はサイズが大きく、貼れる場所が限られています。
ダイソーには約80cm×60cmの日本地図があります。紙質も厚手で印刷も明瞭で、トイレの壁にちょうどいいサイズです。
子どもは、毎日の生活の中で日本地図に触れることができ、4年生になるころにはなんとなく都道府県の位置が頭に入っています。
ダイソーには同じシリーズで「世界地図」もあります。
5年生になると世界地図の勉強も始まります。
地図のまわりには、各国の国旗も描かれているため、子どもの興味をかりたてるでしょう。
小学校に入ると、想定外に必要なものが出てくるものです。
ダイソーは「小学生ママが探していそうなもの」が充実しています。
「どこに売っているのかな」と思ったときには、ダイソーをのぞいてみると意外と簡単にみつかるかもしれません。(執筆者:式部 順子)