遠く離れた家族や友人知人に荷物を届けるとき、相手の喜ぶ顔を想像するとこちらまで嬉しくなったりするものですね。
でも宅配は、先方の都合を考慮しつつ送り状を書いたり、料金もそれなりにかかったり…と、なかなか面倒なものです。
そこで今回は、郵便局のゆうパックがお得に便利に使えるアプリ「ゆうパックスマホ割」をご紹介します。

目次
値引きがあるからお得

以前からある「持込割引」120円よりさらにお値打ち、アプリを利用するだけで送料は180円安くなります。
筆者の場合、一番小さな60サイズ通常850円の送料が、670円になりました。
割引率は、約20%です。
しかも決済はクレジットカードのみですから、キャッシュレス派にとって嬉しいカードのポイントをためることができます。
また、受取場所を郵便局に指定すると100円割引(郵便局受取割引)できるため、先方の都合さえつけば簡単に、計280円お得に送ることができます。
前月までの1年間で10個以上荷物を送ったユーザーは、さらにお得。
10%割引(継続利用割引)も利用可能です。
つまり例えば850円で送った送料は、2つの割引が利用できれば503円で送れる可能性があるということです。
約41%の割引、これはなかなかお得ではありませんか。
ただし、持込割引や同一あて先割引、複数口割引は併用できません。
ご注意ください。
あて先を手書きしなくていいから、ラクチン

宅配でのあて名書き、結構手間がかかります。
小さい子どもがいる方や時間に追われ忙しい時にはタイミングが難しい、余裕があるときしか出せませんよね。
けれどもこのアプリに送り先を登録しておけば、イチイチ手書きすることはありません。
一瞬で印刷できます。
さらに登録しておいたクレジットカードでの支払いですから、スマホさえあれば、現金もカードも忘れたとしても発送できます。
自宅以外で受け取りOK

ゆうパックスマホ割には、「かんたんSMSでお届け」という配達方法があります。
自宅や職場以外、郵便局やコンビニを受け取り先に設定するものですが、例えばフリマアプリで見ず知らずの人に商品を送るようなとき、わざわざ住所を教えあう必要がありません。
また、日中仕事などで忙しい人にももってこい、会社の近くに指定すれば都合に合わせて受け取れます。
「ゆうパックスマホ割」の使い方は
1.初期設定
まずはアプリをダウンロード、ゆうびんIDを設定します。

ゆうびんIDがないとアプリは使用できないため、なければ新規登録してください。
アプリ共々、もちろん無料です。
設定後ログインすると、ゆうパックスマホ割の画面に切り替わります。

初回はクレジットカード登録画面が表示されるので、必要事項を入力してください。
2.あて名ラベルの作成

アプリトップ画面から「あて名ラベル作成」をタップすると、「自宅、職場への直接お届け」と「かんたんSMSでお届け」が表示されます。
直接届ける場合には、依頼主、相手先の連絡先を入力します。
その際どちらの連絡先も保存しておくと、次回「ご依頼主情報から引用」や「アドレス帳から引用」が利用できるため、とても便利ですよ。
続いて荷物のサイズや内容など詳細を入力すれば、「あて名ラベルの登録完了」です。
さらにお支払いに進み、料金を確認し支払います。

決済完了後、2次元コードが発行されます。
3.いざ、発送!
アプリに表示された2次元コードを、郵便局のゆうプリタッチ端末で読み込ませます。
難しい操作はありません。
機械にスマホをかざすだけ「ピッ」と音がしたら、伝票が印刷されます。
送り状と荷物を窓口で渡せば、控えとレシートをもらって出荷完了です。

もし端末がなければ、窓口で問い合わせてください。
送り状伝票を発行してもらえます。
実際使ってみて
正直驚きました。
あて名ラベルの作成は、「ピッ」と一瞬です。
利用できるのは郵便局のみですが、筆者が利用したのは日曜日です。
一般窓口の時間外や土日にも営業されるゆうゆう窓口でも、スムーズに送ることができました。
心のこもったギフトを届けるために、ぜひご利用ください。(執筆者:吉田 りょう)