誰にでもできて、しかも節約効果が大きいのが「お弁当を作って、外食しない」ことです。
けれど、面倒で手がかかると思い、なかなか実行に移せない人も少なくないでしょう。
面倒くさがりで料理も得意ではない筆者が、会社員時代10年間にわたって実行した「誰でもできる、超簡単で手がかからないお弁当術」を紹介します。
目次
ご飯冷凍術
「お弁当に入れていくおかずなんて作れない」
という人でも絶対にできるランチ節約の第一歩は、「ご飯だけでも持っていく」です。
ご飯があれば必然的におかずだけ買えばよく、おにぎりやパンなどの主食を買わないので、それだけでも節約です。
とは言っても、「毎朝ご飯を炊かない」、「朝はパン」という家庭も多いことでしょう。
筆者は、週末にまとめてご飯を炊き、100均で買ったタッパーに詰めて冷凍していました。
出勤時、凍ったタッパーを1つ取り出してかばんに入れ会社に持参すれば、昼頃には自然解凍しています。
ふりかけを会社に置いておけば飽きることもありません。
凍っているので、夏も安心です。

おかず冷凍術
比較的時間がある週末に、おかずを作り置きする人は多いのではないでしょうか。
筆者はお弁当箱と同じ大きさの「おかず用タッパー」を5つ作って冷凍していました。
タッパーには小分けにする仕切りを使っておかずを数種類詰めます。
お弁当のおかず用として売られている冷凍食品を、自分で週末に作る感覚です。
これで、ご飯のタッパーとおかずのタッパーを一緒に持っていけば、簡単お弁当のできあがりです。
同じ大きさのタッパーが2つだと重ねて大き目のハンカチで包むのも簡単です。

お味噌汁も持参
お味噌をスプーン1杯分ラップにのせ、そこに乾燥わかめと切り干し大根をのせてまとめてラップで包み、マグカップに入れてお湯を注ぎ、箸でかきまぜて味噌を溶かせ「即席みそ汁」を飲んでいる友人がいました。
コンビニで売っているカップのみそ汁は100円以上しますが、手作り即席みそ汁なら10円もかかっていないはずです。
温かいものがあるだけで食事の満足度は大きく上がります。
「いつもお味噌汁をコンビニで買っている」という方には、ぜひ試していただきたい簡単ランチ節約術です。

「お昼を買わずにすませる」を習慣に
ちゃんとしたお弁当を作ろうと思うと大変だけれど、「冷凍ご飯を持っていくだけ」をスタート地点だと考えると、ハードルがぐっと下がります。
おかずの作り置きや冷凍も、やってみるとそれほど面倒ではありません。
まずは「お昼に買うものを少なくする、買わずに済ませる」が習慣になるよう、お弁当生活をスタートしてみませんか。(執筆者:草間 綾子)