お金をしっかり振り分けて予算を立てていても、お給料前になると財布からお金がなくなり、カツカツな生活を送っている人はいませんか。
予算立てをしても、お金が足りなくなりATMで引き出すようになってはあまり意味がありません。
そんな生活を打破できるのが、財布別家計です。
今回は、筆者も行っている財布別家計はどんなものかをご紹介していきます。
目次
出費別に財布を分けるメリット
財布別家計とは、予算ごとに財布を分ける家計管理方法です。
よく封筒などに予算を振り分ける「袋分け家計」がありますが、その財布版です。
出費別に財布を分けることで、以下3つのメリットがあります。
1. いくら使ったか把握しやすい
全部まとめて1つの財布だと、食費にいくら使って、日用品にいくら使ったかを把握できないので、家計簿を見直すしかありません。
予算ごとに財布を分けると、何にいくら使ったか財布を見ればすぐにわかります。
つまり、財布が家計簿の代わりを果たしてくれるようなものなのです。
2. 家計簿をつけなくても残高が一目瞭然
使った分がわかることと同じで、使えるお金がいくら残っているかも、財布をチェックすれば把握できます。
残高が分かると、「今月あと何日だから、今週はこれぐらい使える」などと、頭の中で予算立てることができるんです。
3. カードを探しやすい
レジに並んでいる最中やお会計前に、ポイントカードがなかなか見つからずあたふたしてしまうことありませんか。
財布分けをすることで、スーパー、ドラッグストアなどのカード類も別々に振り分けられるので、カードもスムーズに取り出せます。
筆者の財布分け
財布の分け方
筆者は、メイン財布のほか、食費、お小遣い用の3つに分けています。
以前は子供費がありましたが、下の子のおむつが外れてからは子ども費の出費がぐっと減ったため、メイン財布に予算を組み込んでいます。
予算は、以下のように振り分けています。
財布1.
メイン:1万円
財布2.
食費用:2万5,000円
財布3.
お小遣い用小銭入れ:3,000円
筆者が使い分けている財布はこの3つです。
青色がメイン財布、赤茶色が食費用、一番小さな黄土色がお小遣い用小銭入れです。

それぞれの財布の機能や使い勝手などをご紹介します。
財布の機能と使い勝手
財布1:メイン財布(1万円)
メイン財布は、コンパクトで収納力のあるダコタのお財布ポシェットを選びました。
そして一番の決め手は、「食費とお小遣い用、2つの財布も収納できること」です。
写真のように、財布の片側にもポケットがあるのでとても機能的という点が魅力で選びました。
この財布には、大きなポケットがついているので、そこに財布をすっぽりと収納できます。
筆者は財布のほか、
・ 家のカギ
・ パスケース
・ ティッシュ
・ 子どもがぐずった時用のお菓子
を入れていますが、見ての通りぜんぶ収まるんです。
筆者はメルカリで新品を購入しましたが、Yahoo!ショッピングでも税込み2万520円(送料無料)で購入できます。

ショルダーウォレットなので、子どもがいても両手があいてとても便利です。
財布2. 食費用財布(2万5,000円)
こちらも同じくダコタの財布です。
見た目以上にコンパクトで、カード入れも充実していることを重視して選びました。
お札入れが2つに分かれているので、レシートとお札をすっきりと収納できます。
お札とレシートを分けられることで、残高が目に見えて確認できますし、レシートが増えるほど「買い物しすぎたかも・・・」とムダ遣いしないように意識できています。

財布3. お小遣い用小銭入れ(3,000円)
お小遣い用の小銭入れは、お札入れなどもついていないシンプルで小さな財布です。
とにかく場所をとらないコンパクトなものという点を重視して選びました。
お小遣いの額は決まっていて、お金をたくさん入れることもないので、小さいもので十分使えています。
お財布を分けてとムダ遣いを減らす
「予算内でなかなか生活費が収まらない」という人も、お財布ごとお金を振り分けることで、お金の流れがより把握しやすくなります。
また、使ったお金や残高が財布を見てわかるので、「残り◯◯円だから、コレは買わないでおこう」などと考えるようになり、自然とムダ遣いが減ってきます。
急に財布の数を増やすのは大変なので、生活費と食費の2つから始めることをおすすめします(執筆者:三木 千奈)