さまざまなキャッシュレス決済が話題になっていくなか、現金派の筆者を含め、キャッシュレス決済が気になっている方も多いのではないでしょうか?
最近では、プリペイド型電子マネーの他に、スマホをかざすだけ、QRコードやバーコードを読み込ませるだけで決済できるスマホ決済などキャッシュレス決済方法も多種多様で、現金派の方にとってなかなか難解です。
そこで、一気にスマホ決済などの話題のキャッシュレスを選ぶ前に、まずはキャッシュレス決済の王道でもあるクレジットカードからキャッシュレスデビューをしてみましょう。
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目次
現金派もキャッシュレス派になる!
現金派の方にとって、「目に見えない」お金でもあるクレジットカードやキャッシュレス決済に少なからず違和感や抵抗感を持つこともあります。
しかし、基本的にキャッシュレス決済の利用にはクレジットカードが必需品になります。
現金派に人気の現金でチャージできるプリペイド型電子マネーにもクレジットカードからのチャージが可能ですし、IDやQUICPAYなどのスマホ決済に紐づけられます。
クレジットカードは、キャッシュレス決済の根幹でもあり必需ツールともいえます。
基本的に現金派を貫いてきた筆者も、ここ数ヶ月は毎月の固定費や日々の買い物で可能な限りクレジットカードやApple Payを利用し始めました。
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実際に利用してみたところ、詳細な利用明細が残るので、「何に使ったかしら…」とモヤモヤしていた使途不明金が少なくなり、現金で家計をやりくりしていた時よりも家計の管理がしやすくなったと感じています。
クレジットカードは個人信用力の証
キャッシュレス決済に欠かせないクレジットカードは申し込めば発行されるのではなく、これまでのクレジットヒストリーなどに基づいた審査がなされたうえで発行されます。
しかし、これまで現金主義でクレジットの利用しなかった場合は、クレジットヒストリーがないためローンやクレジットカードの審査に通らないこともあります。
ずっと現金派の筆者は、過去にクレジットカードの審査に落ちたことがあります。
審査に通らなかった理由は明らかにされていませんが、クレジットヒストリーがほとんどなく個人信用がなかったことが理由のひとつだったのかもしれません。
クレジットカードは個人に与信力がある証です。
クレジットカードはキャッシュレス決済には欠かせないものなので、現金派であっても小額のクレジットカード利用から始めてみましょう。
クレジットヒストリーを堅実に積み上げられていくので、その後のクレジットカードの審査にも通りやすくなります。
保有カードが多すぎるならクレカの断捨離を
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クレジットカードは、年代を重ねるといつの間にか増えてしまいます。
クレジットカードの保有数が多すぎると管理も大変ですし、利用していなくても毎年年会費が引き落とされるので結局損をしてしまっていることも少なくありません。
クレジットカードの保有枚数は平均2~3枚が最適で、利用していない、もしくは今後も利用予定がないカードは思いきって解約して断捨離してみましょう。
キャッシュレス決済をメインにするなら、利用するクレジットカードの枚数は低限で問題ありません。
筆者もキャッシュレス決済に切り替えていく過程の中で、改めてカード類を確認すると使っていないクレジットカードが5枚以上もありました。
そこで、キャッシュレス決済に紐づけたクレジットカード以外は即解約しました。
結果、カードの管理もラクになり、ムダに支払っていた年会費もなくなりました。
同時に、パンパンに膨れていた財布もスッキリさせることができました。
クレカはメイン、サブ、予備で分けると管理しやすい
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クレジットカードにはスタンダード、ゴールド、プラチナ、ブラックとカードランクがあります。
ステータスが上がるにつれてさまざまな付加メリットも多くなりますが、高額な年会費がかかるデメリットもあります。
クレジットカードを選ぶ時はカードのステータスありきではなく、利用頻度などの実用性を重視して決めてみましょう。
・ 毎月の家計管理に使うメインカード
・ 家計の予算以外の出費に使うサブカード
・ 入院など緊急時に使う予備カード
と、利用内容に応じて使い分け、クレジットカードの引落口座もそれぞれの目的に応じた口座に設定しておくと、資金を移動する手間もなくなります。 家計管理の方法としてキャッシュレス決済を取り入れるのは決して難しいことではありませんが、キャッシュレスの主体ともなるクレジットカードを適切に、そして使い分けを徹底すると利用しやすく、また管理しやすくなります。 「キャッシュレス決済なんてなんだか不安だ」と思う現金派の方は、ぜひクレジットカードを使いこなすことからスタートしてみましょう。(執筆者:花見 結衣)