子どもの成長に伴って支出はどんどん増えていきます。
子どもが小さいうちは「貯めどき」と気を引き締めて節約に挑みましょう。
とはいえ、ストレスが溜まってはせっかくの節約が水の泡になってしまうこともあります。
そこで今回は、子どもが小さいときにおすすめのストレスフリーな節約術を紹介します。
目次
小学校高学年までが貯めるチャンス!
公立小学校に通う際に必要な出費は、給食費や教材費など月に5,000円程度となっています。
公立幼稚園の月謝平均額は月1万2,500円というデータと比較してもリーズナブルなのは一目瞭然です。
差額の7,500円を毎月貯蓄に回す場合、6年間で54万円です。
小学校高学年までが貯めどきという話も納得できるのではないでしょうか。
ただし、高学年になると中学受験や学力向上のために塾に通うことも考えられます。
できれば、この時期までにしっかり貯蓄を増やしておきたいところです。

まずは節約の目的を明確にする
ただひたすら通帳残高を増やすことを目指しても、目的がなければ節約は長続きしません。
「マイホーム購入」、「家族で海外旅行」、「夢をかなえるための起業」など、はっきりした目的があるとモチベーションも維持しやすくなります。
「5年で300万円」、「10年で1,000万円」のように具体的な数字を目標にするのもおすすめです。
1年おきに細かく目標を決めておき、その都度目標が達成できているかチェックすることで節約を視覚化できるでしょう。
子どもが小さい時期に効果的な3つの節約方法
子どもが小さい時期に効率よく節約をするためには、貯めるための意識改革とお得で便利なサービスを上手に活用することがポイントです。
1. 支出のムダを視覚化する
レシートチェックは、支出のムダを防ぐために効果的です。
ムダな出費にマーカーペンを入れると節約の敵が一目でわかります。
「ストレス発散の衝動買い」、「時間がなくて総菜を買ってしまった」、「傘を忘れたから新しいものを買った」など、ストレスや準備不足によってムダな出費が発生している場合、ライフスタイルを見直すことが先決です。
2. ポイントサイトをフル活用
多くのポイントサイトは登録料がかからず、商品を安く購入したりショッピングで得たポイントを現金化したりできるのが特徴です。
アンケートの回答やデータ入力など、ポイントが得られるサービスは多岐にわたります。
スマホやPCがあれば自宅で簡単にポイントサイトを活用できるため、妊娠中や子どもが小さくて働きに出られない女性にもおすすめです。
3. 衣類やベビーアイテムはリサイクルショップやフリマへ

子どもが小さいうちは、せっかく買った服もワンシーズンで着られなくなることもあります。
衣類・ベビーアイテム・絵本・おもちゃなどは、使わなくなったらすぐにリサイクルショップやフリマで手放すのがおすすめです。
思い入れがある衣類やアイテムも、誰かが使ってくれると思えば手放しやすくなるでしょう。
ストレスが節約に悪影響な理由
ストレスが節約の大敵といわれる理由は、気持ちの余裕がなくなることと散財によってストレス発散をしてしまうリスクが高まるためです。
せっかくコツコツ節約を続けても、ショッピングや暴飲暴食など一瞬でお金が消えてしまうことも珍しくありません。
ストレスを軽減するために、たまには頑張っている自分へのご褒美を準備するのも良いでしょう。
ストレスフリーな節約ができれば、気持ちに余裕ができ楽しみながら節約を続けることができて一石二鳥です。
頑張りすぎず節約を楽しもう!
お金を貯めることの目的がはっきりしていると節約が続けやすくなります。
目標金額を決めたりムダ遣いを視覚化したり、節約の効果がはっきりわかるようにしておくことがポイントです。
頑張りすぎる節約は長く続けられません。
ストレスフリーを心がけ、目標や目的を達成できるように楽しい節約ライフを目指しましょう。(執筆者:成田 ミキ)