昨年の冬ボーナスから6か月間…待ちに待った夏ボーナスがもうすぐ支給されますね。

まとまった収入が得られるため、ついお金をパァっと使いたくなりますが、しっかり予算立てをして、貯めるお金と使うお金、そして備えておくお金の3つに振り分けましょう。
ボーナスを使いきってしまわないよう、
ことで、ムダ遣いを減らすことができますよ。
目次
1. まず始めに「貯めるお金」を先取りする
ボーナス以上の貯め時はありません。
ほとんどご家庭で実践しているかと思いますが、ボーナスから貯金をしっかり確保することで、一気に年間貯金額を増やせます。
ボーナスの50~60%を貯蓄へ
とはいえ、全額を貯蓄に充ててしまうと、リバウンドして散財してしまうことにもなりかねません。
特段大きな出費がなければ、ボーナスの50~60%程度、手取りの半分以上を先取り貯蓄できると安心です。
2. 「備えておくお金」をボーナスから細かく捻出しよう
次に、夏ボーナスから予算を捻出しておくと安心な出費をまとめました。
家賃の更新料(1~2万円)
夏のレジャー費
ご褒美代(1~2万円)
子どもの誕生日プレゼント代
帰省代
基本的には、冬のボーナスが支給されるまでの間、1万円を超える出費が見込めるものに関しては予算立てをしておきましょう。
そのため、家賃の更新費や誕生日がない場合は、冬ボーナスのときに回しても大丈夫です。
しかし、冠婚葬祭費に関してはいつ必要になるか予測ができないので、夏ボーナスが支給された時点で予定がなくても、毎回予算することをおすすめします。
3. 「使えるお金」予備費もボーナスから確保しておくと安心
予備費に関しては万が一出費が発生したとき、貯金を崩すことを避けるための「使えるお金」です。
月々のお給料から予備費を立てるのは、用途不明の出費が発生することになりかねないのでおすすめできません。
その分をボーナスから補填することで、急に出費が増えたときにも備えることができるのです。
飲み会が続いてお金が足りなくなったときなど、思いがけない出費があったときに予算立てしておくと助かりますよ。

ボーナスから使途不明金を出さないことが大事
ボーナスを予算分けすることは、何に使ったか分からない「使途不明金」を出さないためにも重要です。
ボーナスが支給されてすぐにお金を使ってしまうと、最終的にお金があまり残らなかったということにもなりかねません。
ボーナス払いはできるだけ避けた方が無難
ボーナスの支給額は、会社の業績によって変動するものなので、いくらもらえるかが予測できません。
いつも同じくらいの額が支給されていたとしても、ずっと同額受け取れる保証はありません。
「これくらいもらえるだろう」と見越してボーナス払いをすると、一時的に家計に負担は減りますが、後々支払いに困る場合もあります。
また、ボーナス払いはカード決済のため、お金を使った実感が薄く、ムダ買いをしてしまいやすいので、できるだけ避けた方が無難です。
夏ボーナスはしっかり振り分ける
夏ボーナスは、5か月後の冬のボーナスを見据えてお財布の紐がゆるくなります。
貯めるお金、使うお金、そして備えておくお金をしっかり振り分け、賢く大切に使いましょう。(執筆者:三木 千奈)