7月よりサービスを開始したバーコード決済サービス「FamiPay」、ファミリーマートで使うとお得なのはもちろん、他のバーコード決済よりも多くの商品・サービスの支払いに使えます。
この記事では、ファミリーマートでFamiPayを使う際に、FamiPayで買える物・買えない物・ボーナスが付く物・付かない物とともに、ファミリーマートでFamiPayを使うとお得な商品・サービスもあわせて紹介しましょう。

目次
FamiPayで買える物・買えない物・ボーナスが付く物・付かない物一覧
ファミリーマートのヘルプページ内に「買える物? 買えない物? 早見表」(pdf)があります。
まずはその中から商品・サービスを抜粋して、FamiPayで買える物・買えない物・FamiPayボーナスが付く物・付かない物を紹介します。

※1:一部支払い不可の商品が含まれる(レジで判断)
※2:還元されるFamiPayボーナスは1件当たり10ボーナス

ちなみにファミリーマートで「PayPay」、「LINE Pay」、「楽天ペイ」、「d払い」を使う場合
・ Famiポート取扱い商品・サービス (チケット除く)
・ POSAカード
・ 宅急便・宅急便コンパクト送料
・ 切手・はがき・印紙類
・ ゴミ処理券等の金券類
・ 一部の自治体指定ごみ袋
・ 電子マネーチャージ
などの支払いに利用できないのを考えると、FamiPayは多くの商品・サービスの支払いに使えることが分かります。
FamiPayで支払うとお得な商品・サービスを紹介
たばこ

まずは王道ですが、タバコです。
通常の紙巻きタバコだけでなく、電子タバコもファミマで販売しています。
タバコはどこで買っても値段が一緒ですし、しかも10月の消費税率アップに伴いさらなる値上げも予想されていますので、買っておいて損はありません。
収納代行

電気・ガス・水道など公共料金の収納代行はFamiPayで支払える可能性が高く、1件当たり10ボーナスが還元されます。

・ 市民税
・ 県民税
などの税金はFamiPayボーナスが還元されないものの、FamiPayで支払える可能性があります。
ただし、お住まいの自治体によって対応が異なり、「国民健康保険は支払えない」という口コミが多いようです。
ファミマの店員さんも「FamiPayでは税金が支払えない」と思っている可能性が高いので、とりあえずやってもらってみて、支払えないようでしたら他の方法で支払いましょう。
ベネフィットステーションで購入した「nanacoギフト」の支払い

福利厚生サービスを提供する「ベネフィットステーション」では、電子マネーnanacoにチャージして使う「nanacoギフト」を、今なら2%オフで購入できます。
7payが事実上の利用停止状態の今、nanacoがあらためて見直されていますし、セブンイレブン店舗でnanacoを使った収納代行も可能です。
支払い金額に関係なく、還元されるFamiPayボーナスは1件当たり10ボーナスですが、FamiPayで支払えます。

ただし、払込票を直接レジに持って行ってFamiPayで支払ってもボーナスが付きませんので、Famiポートで発券される申込券をレジに持参して、FamiPayで支払うようにしてください。
自治体指定のゴミ袋

自治体指定のゴミ袋はどこで買っても料金は同じ(非課税)、しかもFamiPayで支払い可能で0.5%分のFamiPayボーナスも付きます。
腐るものでもありませんしゴミは出ますので、まとめ買いして損はないでしょう。
POSAカード

「Amazonギフト券」、「バニラVisaギフトカード」などのプリペイドカード・ギフトカードは、FamiPayで支払い可能で0.5%分のFamiPayボーナスも付きます。
他の「〇〇ペイ」では、支払えない・ポイント還元がないのが通常ですが、FamiPayは太っ腹です。
ただし、プリペイドカード・ギフトカードでも
・ 動画関連(Huluチケット 1ヶ月分など)
・ 通信関連(auデータチャージカード・Skypeプリペイドカードなど)
は、FamiPayでの支払いができても、支払い金額の0.5%分ではなく1件当たり10ボーナスが還元される可能性が高いので、確認しましょう。
TDR(東京ディズニーリゾート)のチケット

9月6日まで、平日夕方5時から限定ですが、通常は大人6,400円のところ、2,000円オフの4,400円で入園できる「夏5ウィークデーパスポート」を販売中です。
FamiPayで支払い可能で0.5%分のFamiPayボーナスも付きますので、お得感が非常に高いです。
通常のチケットも、10月の消費増税に伴い値上げの可能性がありますので、有効期限にさえ気を付ければ早めに買って損はありません。
FamiPayではチャージのキャンペーンを実施中

FamiPayでは現在、2万円までのチャージを上限として、
・ ファミマTカードのみでチャージ→ 15%上乗せ(FamiPayボーナス3,000円分が上限)
というキャンペーンを実施中です。
現金とファミマTカードの併用も可能ですが、それぞれの還元率が適用されますので、現金とファミマTカードで1万円ずつチャージした場合には、
・ ファミマTカードで1万円チャージ→1500円(15%上乗せ)
となります。

ちなみに、ファミマTカードで1万円FamiPayにチャージすると、通常は0.5%分のTポイントがたまります。
仮にFamiPayでの支払いでボーナスがなくても、ファミマTカードを使えば0.5%分は得をする計算です。
今回のキャンペーンをフル活用して、Amazonギフト券(2万円分)を購入すると、
(2) ファミマTカードによるFamiPayチャージボーナス:3,000円(15%分のFamiPayボーナス)
(3) FamiPayでAmazonギフト券2万円分を購入:100円(0.5%分のFamiPayボーナス)
と還元率が16%(3,200円分)になります。
ファミペイサポートセンターに事前に問い合わせするとスムーズ
FamiPayは他のバーコード決済と比較して、ファミリーマートで支払える商品・サービスが圧倒的に多いのがメリットです。
日常的に使う自治体指定のゴミ袋、10月の消費増税に伴い値上げも予想されるタバコやTDRのチケット、現金に近い「POSAカード」などは、特にお得感があるでしょう。
一方で、同じ収納代行でも自治体によって対応が異なる場合もあり、店員さんにもまだ周知不足なため、事前に「ファミペイサポートセンター」に問い合わせるとスムーズです。(執筆者: 角野 達仁)