「投資に興味はあるけどなんだか怖い」という方におすすめなのが、「インヴァストゴールドカード」です。
クレジットカードの利用でたまったポイントを原資に、自動売買で投資をしてくれます。
この記事では、インヴァストゴールドカードの概要、そして取引の概要も紹介します。
目次
まずはインヴァストゴールドカードの概要をチェック


会員の家族にも適用される旅行傷害保険
インヴァストゴールドカードには、最高3,000万円の海外旅行傷害保険(自動付帯)・国内旅行傷害保険(利用付帯)が付帯しています。
本人だけでなく家族カードの会員、さらには本会員の家族でカードを持っていない人(家族特約対象者)にも、補償が適用されます。
優待サービスでnanacoギフトが2%オフ

インヴァストゴールドカード会員は、株式会社ベネフィット・ワンが提供する福利厚生サービス「J’sコンシェル」を利用できます。

17万件以上ある優待サービスの中で特に注目なのが「nanacoギフト」です。
1,000円分のnanacoギフトが、今なら2%オフの980円で購入できるので、非常にお得です。
インヴァストゴールドカードでたまるポイント
インヴァストゴールドカードをジャックス加盟店・Mastercard加盟店で200円(税込)利用するごとに、インヴァストカードポイントが3ポイントたまり、還元率は1.5%です。
月間のカードショッピング利用の合計金額がポイント還元の対象ですので、無駄がありません。

一般カードのインヴァストカードは、100円(税込)利用ごとに1ポイント(還元率1%)なので、1.5倍のスピードでポイントがたまります。
たまったインヴァストカードポイントは投資に使われる

たまったインヴァストカードポイントは、1ポイント=1円のレートでインヴァスト証券のCFD(差金決済取引)取引口座に自動でキャッシュバックされ、キャッシュバック資金を元手に自動売買で運用されます。
投資先はETF(上場投資信託)、しかもトライオートETF(世界のETFを自動売買ツールで毎日コツコツ積み上げる資産運用)なので、24時間PCにはりつくこともありません。
投資スタイルも、自分の好みに合わせて以下の3つから選択可能です。
・ リターン重視(日経225ETF自動売買1.2倍など)
・ リスク重視(高利回り社債ETF自動売買)
インヴァストゴールドカード・取引の注意点・デメリット
トライオートETFの口座開設が必要
インヴァストゴールドカードを申し込むには、まずトライオートETFの口座開設が必要です。
郵送でログインIDとパスワードが届いたら、マネーハッチからインヴァストゴールドカードを申し込めます。

取引コストが高い
インヴァストゴールドカードで行われるトライオートETFには、「0.9% + Libor」という取引コストが発生します。
Libor(ライボー)とは、各国通貨の調達にかかる金利のことで、0.9% + Liborという取引コストは、平均よりも高いです。
補償がない
インヴァスト証券の店頭CFDは、投資者保護基金(最高1,000万円の補償あり)の対象外です。
よって、万が一インヴァスト証券が破たんすると丸損となりますが、クレジットカードのポイントが原資なので、ダメージはそこまで大きくはないでしょう。
確定申告が必要な場合もある
20万円以上の利益が出た場合、インヴァストゴールドカードでは確定申告を自分で行う必要があります。
一般的な証券会社は「特定口座」に対応しており、証券会社が雑所得の納税まで行ってくれるのですが、インヴァストゴールドカードは特定口座に対応していないため、自分で確定申告をしなければなりません。
利益が20万円未満であれば、確定申告は原則不要です。
リスクは避けたい投資初心者にインヴァストゴールドカードはおすすめ!
インヴァストゴールドカードは、カード利用金額の1.5%分を投資に充てることができるカードです。
投資先はトライオートETFで自動売買してくれますので、投資にあまり詳しくない利用者でも始めやすいです。
自分の好みに応じて「バランス重視」、「リターン重視」、「リスク重視」の3つから投資スタイルを選べます。
「投資に興味がある」、「でもリスクはできるだけ避けたい」という方に、インヴァストゴールドカードはおすすめです。(執筆者:角野 達仁)