家計の支出を把握するために家計簿をつけ始めたけど、
「使ったお金の用途を分けることにつかれた」
「細かい収支が合わなくてイライラする」
みなさまも思い当たることありませんか?
今回は我が家で実践している方法も交えながら、家計簿を続けるコツについてお伝えします。
目次
家計簿を続けるコツ

どうすれば家計簿を続けることができるようになるか。
その秘訣は、「毎日家計簿をつけないこと」にあります。
我が家では家計簿をつける習慣がありません。
毎日家計簿をつけることで1日の収支を把握できますが、
と思ってしまうと家計簿をつけることがストレスになるからです。
家計簿がストレスになり、ノートを開くことすら億劫になってしまう人もいるほどです。
では、どのように家計簿をつけているかというと、
・その日もらったレシートをクリアファイルに入れる
・毎週日曜日に「今週の支出」をA4の紙に書き出す
・支出が不足したときや余ったときは原因を分析する
このようにすることで、「毎日家計簿をつけないといけない」というストレスから解放されます。
また余裕のある日曜日に、1週間の収支を見直すことで
というメリットがあります。
ポイント1:品目はざっくりでいい
家計簿をつけるときには「食費」や「日用品」、「交際費」などさまざまな品目で支出を区別しています。
でもあまりに区別する品目が多くなると、どの品目に区別したらいいか分からずにストレスの原因となるので、品目は大きく区別してください。
例えば「食費」を区別するときには、外食なのか家で食べたかは区別する必要がありません。
食べるために使ったお金を「食費」とすると区別がしやすいです。
ポイント2:細かい支出のズレは気にしない
レシートがもらえないような細かい支出(自販機で買ったジュースなど)があって、細かい支出が合わないとストレスを感じる人もいるようですが、100円単位でのズレが出たとしても特に問題視することはないでしょう。
家計簿をつける本来の目的はなにか

最近ではアプリを使って家計簿をつけている人も増えていますが、家計簿のつけ方に正解はありません。
ご自身が使いやすいと感じるものを使えばいいと思います。
家計簿をつける目的は「家計の支出を把握すること」です。
家計簿が続かないと悩んでいる人もいますが、家計簿をつけなくても家計がうまく回っているなら家計簿をつける必要がない家庭なのかもしれません。
多くの人が家計簿をつけることが目的になっているので、本来の目的を思い出していただければと思います。(執筆者:中西 雅也)